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29歳がハッピーシンセサイザの歌詞を信じるのは子供でしょうか?

──『時代のせいと諦めたらそこまで踏み出さなくちゃ何も始まらない』──
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 2024年2月22日(木)。21時41分。猫の日。明日は天皇誕生日でお休み。

 ザ・プロファイラーという番組で、クレオパトラが題材として上がっていました。アントニウスが釣りをしていて、釣れないので漁師に釣り針に魚を付けさせるように命じたところ、干物が釣れました。クレオパトラがいたずらでそれをしたわけですが、そのときに発した言葉が「釣りは漁師に任せなさい」という言葉でした。

 納得。

 飯は飯屋という感じで、大学時代に一切炊事をしなかった井上和音さんと同じ考えを持っているとは思ってもいませんでした。今も宅食だしね。

 「釣りは漁師に任せなさい」みたいな感覚で「労働は労働者に任せなさい」となっているのでしょうか。私っていつになったら労働者になるの。アルバイトって労働者なの。

 こんにちは。 

 こんにちは。井上和音です。

 日経平均株価がバブル期を超えて、史上最高値を付けました。何これ。いじめ。底が2010年の7,000円台で、今が28,000円超え。多分30,000円も突破するでしょう。世界の株価はもっと伸びていますとNHKnews7で言っていましたが、今株式投資をしても間に合うよっていう政府の投資キャンペーンか何かでしょうか。

 史上最高値でも株持ってねえやつには何も関係ないんだ。逆に困るよ。今は株は何も買えないよ。2010年にインデックス投資をしていたら資産はたった14年で400%ですよ。こんなにおいしい話が他にありますか。絶望感しか生みませんね。

 寒さも戻ってきたのか、絶望感。あと、Kindleで4000円する本が急に欲しくなってきましたが、4000円ですよ。最近中東の論理が知りたいと思っていたところ、『「論理的思考」の文化的基礎』という本が新刊として出ました。比較対象が日本・アメリカ・フランス・イラン。イランがあるのが興味深いのです。日本に居てイスラムの原理で動いている人達の気持ちを知ることってなかなか難しいのかなと思います。でも4000円。朝日新聞デジタル一ヶ月以上のお値段。

 「よう。井上和音。ビリー・バッドも気になっているんだって? 買えば? 台詞の練習、インプットには丁度いいぜ。浦沢直樹先生を読んでみるのもありなんじゃないか。薬局に全巻置いてあって台詞の使いまわしが面白いし。京大病院西病棟ではプルートウが全巻置いてあって懐かしいな。

 人間社会の基本って金の奪い合いだと思うんよね。で。金の奪い合いが買ったやつが暇つぶしにKindleとかで読書するんじゃねえの」

 「しかしながら勉強だってしなければいけない気がする」

 「我慢することだけ覚えなきゃいけないの?

 勉強なんて遊びだろ。冒頭言にニーチェの『愉しい学問』から何か取りたいとか思っていたけどやめたんだな。

 ニーチェと言えば、その昔『超訳ニーチェの言葉』とかいう本が流行ったけれど、あれおかしいよな。超訳じゃなくて普通に訳せと思うんだ。超訳するのは受け取る側の読者のやることであって、与える側の作者のやる行為じゃねえだろ。何勝手にニーチェの解釈を曲げているんだ。まあ、そもそも読んだことがないが」

 学生時代持っていたから読めば良かった。疲れている。幻聴もわやわや聞こえてくる。4000円の本は買っていいよ。月初なので。クレジットカードの決済もまだまだ余裕はあるので。ただ勉強するだけでもつまらないでしょ。

 早く、お金の奪い合いの次のステージに来てください。

 統合失調症になった2018年から何一つ変わっていない井上さんへ。多分、これから先も変われません。このまま寿命が尽きるか何かしらの病気にでもなって入院するかすると思います。中国語も結局分からずじまい。アラビア語も分からずじまい。時間が足りずにTHE END.みたいな未来しか見えません。

 つまみ食いするのをやめるのが大人ですよ。

 「大人になってちょうだいね。ならなくていいよ」

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