ハッシン会議に1人目社員が入社しました
あっという間に1年も折り返しを迎える6月、昨年法人化したハッシン会議は、一つの転換点に立っていると感じています。その一つ目がタイトルにある通り、6月1日に1人目の社員が入社しました。昨年の会社設立当時を振り返ると、こんな1年後は想像していなかったような、うん、どこかで期待はしていたような。今日は、1人目社員であるオサカベ(以下、彼女と呼ばせてもらいます)の入社までの奇跡と私の個人的な思いも含めてお伝えさせてください。まさに恋愛のような奇跡だなと振り返っては思っています。
【出会い】産後の慶應大学院での学び直しがきっかけだった
2018年にハッシン会議の現コミュミニティを立ち上げた当時、彼女は慶應大学大学院(KMD)の同じ研究室に所属していました。私が修士2年、彼女は修士1年という関係です。
KMDに通いながらハッシン会議の前身となる広報伴走コミュニティ事業を立ち上げた時、学生インターンとして運営をサポートしてもらうところから始まりました。
この3年間走り続けてこられたのも、更には会員55名の素敵なメンバーの皆さんがコミュニティで熱く活動してくれているのも、彼女の支えあってこそだと思っています。
日々コミュニティのメンバーのニーズと向き合いながら、広報PR勉強会やイベントの企画・運営を担ってくれいる、もはや私がいなくてもこのコミュニティは自走しているな、と感じることが多々あるほど彼女が頼もしい存在になっています。
彼女は大学院を卒業後、都内のPR会社に就職したのですが、その際も「週1日はハッシン会議のPRコミュニティ運営をサポートしていきたい」と言ってくれ、副業という形でこのコミュニティを支え続けてくれました。
社会人になっても、関わる形を模索してくれたことが、めちゃくちゃ嬉しかったことを覚えています。
そして、PR会社で働いていた3年間で彼女の広報PR力がぐんぐん伸びていることも肌で感じていました。
そんな経緯から、私としては「いつかハッシン会議のメンバーに彼女を迎え入れたい」とずっと考えており、社員として採用することを一つの目標に、でも少し未来のこととして、ハッシン会議の会社を中長期で育ていくことを胸の内では考えていました。
【告白】そのタイミングは突然やってきた
そんな中、2021年に入って彼女が2年間勤めてきたPR会社をこの春に退職する可能性を聞き、「このタイミングでオファーを出さなければ一生後悔するぞ」と自分の心が直感的に声を上げました。
ハッシン会議も昨年法人化したばかりの歴史の浅い会社ですが、お陰様で事業も会社も少しずつ育ってきており「今こそ彼女に思いを伝えよう」と、ある意味ひとつのきっかけが出来たように思います。ハッシン会議の現在地と目指す未来について、力を込めてパワポでプレゼンすることにしました。
そして、伝えた言葉。
「私は、あなたが必要です」(好きな人に告白して結果にドキドキする感覚を久しぶりに味わいました)
2期目のまだまだ小さな会社で、彼女がここで仕事をする価値をどこに見出してくれるだろうか、そんなことを色々考えながら、結局伝えられたのは、会社の、会社を通した未来への揺るがない思いだけだったかもしれません。
裏話をお伝えするのもお恥ずかしいですが、そんな時に思い出したのが、昨年、尊敬するPRの先輩に、ハッシン会議の今後を相談した際にかけられた言葉でした。
「社員を採用すると、経営者として会社の未来への視座が一段変わるから経験してみるといいよ」
と。
当時は、会社の規模的にも全く実感がわかなかったのですが、今、こうして彼女を社員として迎えたことで、その意味が少しずつわかってきたように思います。
【これから】1人目社員を迎えて変わったハッシン会議への思い
人を採用するということは、自分の会社、ということではなく、彼女の人生もハッシン会議の事業を通して豊かにする力になりたい、と今は心から思っています。これは、正直1人で会社をしている時は、全く思いもしない感覚でした。私自身の誓いとして、必ずここは実行していきます。
この3年間で私1人では決して実現できなかった「発信活動の歩みを止めない広報PRの最強伴走プラットホーム」が少しずつ形になってきました。
さらに、ハッシン会議はオサカベだけでなく、コミュニティのメンバーをはじめ、たくさんのパートナー、チームメンバーの方に支えられて、今があります。これからもハッシン会議はチームメンバーと共に一緒に前に歩んでいく関係であれたら嬉しいと思っています。
長くなってしまいましたが、これからもハッシン会議をよろしくお願いします!