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②スタジオオープンのきっかけ

今日はなぜスタジオをオープンするに至ったか、を書いてみます。おそらく皆様の中にも、自前で映像スタジオを持ちたい、貸スペースをやってみたい、という風に思われている方がいるかと思います。何かの参考になれば。

スタジオを自社利用したい案件が増えてきた

私の場合は、まずは自分でスタジオを使いたい案件が増えてきた、ということがあります。

1つには、動画コンテンツの受託です。企業研修などの映像コンテンツ(イーラーニング)の撮影案件を年間で十数本お引き受けしているのですが、都度外部のスタジオを借りていました。

また、自社オンラインセミナーの類も月1-2回行っており、それも都度スペースを借りていました。

お気に入りのスタジオがクローズ

これらについて、渋谷にリーズナブルでお気に入りの貸しスタジオがあったのですが1年前にクローズしてしまい、都内の各所を彷徨うようになりました。

なぜ固定できず彷徨うようになったかというと、なかなか理想のスタジオが見つからなかったからです。

特に悩ましかったのは、騒音・ノイズの問題

特に悩ましいのは、ノイズの問題です。多くのスタジオが、スタジオそのものは一定の静粛性があり快適なのですが、同じビルの上階や近隣で工事が始まってしまったりということが非常に多く、それがロケハンではわからず当日になって判明するというようなこともままあり、それが撮影の大きなリスクだと感じていました。

あるいは機材を都度運び入れなければならない、撮影の時間が読めないが時間を最初から区切って借りなければならないなどもコスト・リスクでした。

貸しスタジオの夢

それとは別に、不労所得の手段を得たい、というのも永年考えていたことです。人が働くのではなく、モノに働いてもらう。そんな希望があり、駐車場運営とか、レンタルスペース運営とか、興味を持ってネットなどを眺めていました。

自社スタジオがあればオリジナル動画作り放題

また、仮に自社スタジオがあれば、実験的なこともし放題になります。たとえばユーチューバーになってみたりとか、当たるかわからないけれど作ってみたいオリジナル動画作成など、スタジオ代・機材代、都度借りる手間がネックになっていたチャレンジへのハードルがぐっと下がります。

そこに信用金庫から電話が

そんな妄想をしていた矢先、信用金庫から売り込みの電話がかかってきました。

「コロナで金利優遇の融資が受けられやすい時期です。今なら3年間、実質無利子で500万まで借りられます。いかがですか?」

500万?

500万。

500万!

いける!

これで踏ん切りがつき、いっちょやってみることにしたのです。

日本経済まわすぞ!!!

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ということで借りました。利率分は利子補給制度で返ってきます。

融資の売り込み電話がかかってきたのが2020年11月。融資が決まったのが12月上旬。そこから物件探しがスタートします。

(続く。次回は物件探索の話。)

■まとめ

・自社スタジオがあればいろいろ便利
・不労所得にもなれば一石二鳥!
・こういうときは良いことばかりが見えてきて怖いものなしになるものです
・でも500万の融資って、返さなきゃいけないんですけどね・・・恐


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