温度計のすすめ:スチームミルクの温度を手で測る難しさ
ラテアートされている方、
スチームの時、
ミルクの温度はどうやって測っていますか?
ピッチャーを手で触って温度を測っていますよね?
もし、複数のピッチャーを使っている場合は
種類によって温度の感じ方が違うので
慣れるまでは温度計で測ったほうがいいです。
ピッチャーによって
なんで温度の感じ方に違いが出るのかというと
素材と厚さです。
ピッチャーは大抵ステンレスですが
ステンレスにも色々と種類があって
クロムの含有率が違います。
熱伝導率も変わってくるんです。
ピッチャーの厚さもものによって違います。
ラトルウェアの350mlのピッチャーが約200gなのに
WPMの450mlのピッチャーが約180gだったりします。
この差が感じる温度の差につながります。
ぼくの体感では同じミルクの温度でも
ピッチャーが違うと触った時の温度が違う気がします。
ミルクの適温は60~65℃です。
スチームしているとこの5℃は数秒間で過ぎてしまいます。
ピッチャーを変えると簡単に適温から外れてしまいます。
なので、
温度計で測って
ピッチャーによる差を調整したほうが
より狙った温度のスチームミルクが作れます。
60℃ってずっともってられないくらい熱いです。
ちょんちょんと触れながら測るので
余計にブレがでやすいので
温度計は必須ですね。
もしスチーム後にミルクの温度を測ったことがない方は
一度、測ってみることをお勧めします。
意外と60℃にいっていないかもしれないですよ。
ぼくは温度計を買うまで
ずっと53℃以下くらいでやっていて
ミルクが流れないと嘆いていましたが
60℃にするとミルクの質が変わって
とろっと流れやすくなっている気がします。
流れやすさは数値化しにくいので
個人的な感想になりますが、
温度は測れるので、毎日のミルクの目安になりやすいですよ。
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