B型肝炎のスクリーニングについて
がん薬物療法を行う場合、B型肝炎のスクリーニングを行うべきか?
【がん薬物療法を行う場合、全例でB型肝炎のスクリーニングを行うことを推奨する。】
①治療前に全例でHBs抗原を測定する。
②HBs抗原陰性の場合は、HBc抗体、HBs抗体を測定する。
③HBc抗体またはHBs抗体陽性の場合は、HBV-DNAを測定する。
HBV再活性化の主なリスク因子として、①がん薬物療法開始前のHBV-DNA高用量、②免疫抑制療法、③造血幹細胞移植、④高用量ステロイドの使用、⑤リツキシマブ、⑥アントラサイクリン系などが挙げられる。
また、糖鎖改変型タイプ II 抗 CD20 モノクローナル抗体であるオビヌツズマブ(ガザイバ®)がわが国でも 2018 年に承認されたが、海外の試験ではリツキシマブと同程度、あるいはそれ以上に HBV 再活性化のリスクが高いことが報告されている。
本当はもっと書きたかったけど疲れたので、後日また調べます。
ガザイバは時々調製しているのでへ~って思いました。
【参考文献】
1)発熱性好中球減少症(FN)診療ガイドライン 改訂第2版
2)B型肝炎治療ガイドライン(第3.1版)2019年3月