便利なFacebookリード獲得広告!便利だけど使用の際に注意すべきポイント
昨日からストーリーズ広告専用のクリエイティブでテストを開始しました。ここ最近、Twitterでフリートというインスタのストーリーズと同じ、24時間で投稿が消える機能が実装されました。
注目はストーリーズ広告かな
で、気づけば24時間限定のストーリーズ投稿って、あちこちで増えてきていますよね。
Instagram、Facebook、Messenger、LINE・・・・
ちなみにYoutubeでもトライアルで、チャンネル登録者1万人以上の縛りがあるようですが、実装されています。
ここまで、あらゆるSNSがストーリーズ対応を始めているということは、、、、それだけ閲覧者が多いってこととも言えますよね。
なので、ストーリーズ広告を独自で出稿してあれこれ確かめています。
Facebookリード獲得広告とは
で、今日の本題ですが、Facebookリード獲得広告の話です。
Facebook広告の中で、リード(見込み客集め)に特化した形の広告メニューがリード獲得広告なんです。
便利な広告メニューなんですが、意外に日本では使っている所って、少なかったりするんですよ。
私自身も、通常のCV広告と同内容のオファーで、リード獲得広告と通常のCV広告を並行して出稿しましたが、若干LPを使う従来型のCV広告の方が、低単価で取得できましたが、リード獲得広告との差は30~50円程度でしたので、リスト取得段階では大きな差は出ないという認識です。
Facebookリード獲得広告のメリット
で、このリード獲得広告の優れた点は、
1.ランディングページ無しにリスト取りができる
2.Facebook登録のアドレスをフォームに自動表示
この2つになります。
LP無でリスト取りができるのは、かなり魅力的ですよね。それこそ、トライアル的に広告出稿をして、反応が良ければ、LPを作成してCV広告に切り替えるのもアリだと思います。
また、このリード獲得広告の場合、フォームにあらかじめ、Facebookに登録されているデータをデフォルトでインサートできるんですよ。広告をクリックしてフォームを開いたら、すでにメールアドレスが入力されている状態で表示されます。
ですから、そのアドレスで問題なければ、そのままボタンをタップするだけで、アドレス入力無しに登録完了になるんです。
Facebookに登録しているアドレスを表示できるのはいいですよね~。捨てアド確率はかなり低いと思われるので・・・
あとは、Facebook広告を始めたばかりの人にも、実はおススメだったりします。やはり、なんだかんだLP作るのって最大に障壁だったりするんです。
それを作らなくて良いとなると、一気にハードルは下がると思います。
Facebookリード獲得広告のデメリット
かなり便利な機能なのですが、利用者が今一つ伸びない理由の一つが、このデメリットのせいだと思われます。
1.登録者へFacebookから即時にメールが送れないこと
2.自動連携できる国産配信スタンドが無いこと
この2つが利用者が伸びない原因だと思います。実際、私もその昔、リード獲得広告を使いましたが、やはり自動連携できないのは不便なんですよ。
いちいち、Facebook広告の管理画面からリストをダウンロードして、それを手動で自分の配信スタンドに登録するというのは、流石に面倒なんですよ。
で、多くの場合、登録直後に自動返信でメールが送れないので、登録後のThanks表示で、コンテンツのダウンロードリンクを表示して、そこでコンテンツを渡してしまうんですよ。
まあ、即時にメールでコンテンツをお届けできないので、仕方ないのですが、そこでコンテンツを渡してしまうと、メールを開く理由がなくなるんですよ。
しかも、そこで一旦、コンテンツを渡してしまうので、取得したリストを配信スタンドに登録するのは、後になってしまうんですよね。
もちろん、外国製の配信スタンドだと、リード獲得広告に自動連携させることはできるのですが、既に国産の配信スタンドを使っている中、新たに別途契約ってのもコスト増になってしまいます。
こんなことが主たる要因で、便利なんですが使う人が少ないんですよね。
リード獲得広告を使う際の注意点
基本的にはプレゼントコンテンツは、Thanks表示でダウンロードさせるのではなく、メールで届ける形にします。
理由は、直後にコンテンツを渡してしまうと、その後、メールを送っても開く理由がなくなってしまうからです。
また、そこである意味、取引が完了してしまうので、次にメールを送った時に「お前誰?」「何勝手にメール送ってきてんの!」って勘違いされてしまうリスクが高くなります。
そして、迷惑メールボタンなど押されてしまったら・・・・
なので、必ずコンテンツはメールで届ける形にします。
で、ここで問題になるのが、配信スタンドと自動連携できない場合の対応方法です。
配信スタンドと自動連携できない場合の対処法
一番、手っ取り早くて簡単なのは、登録がある都度、手動で配信スタンドに登録してコンテンツを届けるパターン。ただ、この場合、リード獲得広告で登録があった時点で、アラート通知が無いので、現実的ではありません。
となると、現実的なのは、コンテンツをお届けするのが遅れる理由を明示する。例えば、コンテンツの一部に誤りがあって、それを修正しないと・・・みたいな。その上で、Thanks表示で別オファーを提示して、今度は配信スタンドのフォームに直接登録させるのが良いと思います。
ただ、コンテンツをお届けするのは、24時間以内(早い方がいい)ので、リストの有無を確認する時間、登録する時間を決めた上でルーティーン的に対応する必要があります。
まあ、実際の所、これでもかなり面倒なんですけどね。
国産の配信スタンドとの連携はできないのか?
で、行きつくところは、エキスパ、マイスピー、アスメルなどと言った、国内の主要配信スタンドと連携方法は本当にないのか?ってなりますよね。
実際の所、残念ながら直接連携させる方法はありません。なので、国産のスタンドを使っている場合は、前段で説明した通りの手法で対応するしかありません。
が、マイスピーに関して言うならば、間接的に自動連携をさせることができます。リード獲得フォームで登録があった場合に、そのデータをマイスピーへ間接的に受け渡すことができるんですよ。
間接的とは言え、データ(メールアドレス)を受け渡すことができるので、当然、登録直後にメールを送ることが可能になります。
じゃあ、どうやって間接的に連携させるのか?
答えはカンタン!
このZapierというツールを間に挟めば、自動連携することができます。
このツール、有料なので月2000円チョイの利用料がかかってしまいます。ただ、経費は掛かりますが、このツールを使うことで、通常のCV広告と同様にリード獲得広告も使えるりょうになるので、それを考えれば、ものすごくお安いと思いますよ。
なので、リード獲得広告を利用する場合は、必ずZapierを利用して自動連携させるようにしましょう。※現時点で動作確認ができたのはマイスピーだけです。
この記事の投稿者
現場を熟知しWeb集客に明るいハイブリッドコンサル 大手外食チェーンでの約20年間の業務経験からの知見を基に、飲食店などの有店舗向けのコンサルティングサービス提供。併せてネットやSNSを活用したマーケティング手法をミックスした形での店舗経営&運営の課題解決のサポートを実施