『空気を読む脳』これは迎合?
初めまして。
イノシシと申します。
かつて、椎名誠のエッセイで、活字がないとおかしくなってしまう男の話があり、
ものすごく共感しました。
本でなくてもいいのです。活字情報が好きでたまりません。
noteで何か書きたいけれど、何を書こうか迷った結果、
やはり活字に関することだなあと。
ちなみに、独断と偏見に満ちた、意見で書かせていただきます。違う意見もあるでしょうが、イノシシスコープでみるとこう見えるということです。
前もって、能書きをたれさせていただきましたので、
一番最近読んだ本の感想を書きます。
『空気を読む脳』中野信子著 講談社α新書
脳科学者という肩書ながらも、女性が書いた本ということで、とても女性に読みやすい本です。
最近気づいたのですが、私は男性の書いたものを読みこなすのがすごく苦手なようです。思想の底辺に流れるジェンダーギャップにいちいち反発する、めんどくさいやつだからかもしれません。
明文化されていなくても、男性優位の思考の香りを察知すると、一気に頭に血が上って、読解力が四散します。
竹田青嗣著 「自分を知るための哲学入門」ちくま学芸文庫
は、さっぱりわかりませんでした。
池田晶子著 「14歳からの哲学」(河出文庫)
の方が分かりやすかったです。
個人的には、やはり、男性と女性は基礎体力が違うから、脳みその骨格も変わってくるんじゃないかなとも思っています。
まあ、ともかく、
小学生男子のわが子たちに
「しりとりに付き合え」
と、絡まれながらしりとりの片手間でも、『空気を読む脳』は読めました。単純に面白かったです。
一番面白かったのは、
胸の大きな女性ほど、男性から
人間ではなく、モノとして見られやすい。
なんて話で、
世間話ネタを広げるにはちょうどいいかな。
でも、
なんか、都合いい話ばかりで
読む側(女性)に迎合してんの?
と思うところもありましたが。
ともかく、男性は本能に任すと、女性にとってろくでもないことばっかしするみたいですよ。
だから
意図的に
政府なり、企業なりが
そういう部分を踏まえて
あえて、公に
法律なり、社内規定なりを定めて、
「お父ちゃんも、他人事でなく、子育てするのが義務!
ちなみに、未婚でも甥っ子姪っ子の面倒を見る男性社員なら税制面や休暇の取得を優遇する!」
って、してくれないかな。
女性は、現代社会に適応しようと精一杯頑張っているから、
男性も、「本能だから仕方ない」で逃げてないで、腹をくくってくれよう。
同性愛者の男性が、親族の子供の面倒を見たがる傾向にあるっていうのも面白かったよ。
杉田水脈議員の発言は間違っていたんですねえ。マメに手伝ってくれる親族が居たら、お母さんは安心して複数の子供が産めるよ。生産性ありありじゃないっすか。
さて、明日は何を読もう。
ご興味のある分野があれば、コメントとサポートをいただけると嬉しいです。イノシシスコープで記事を書かせていただきます。