牡羊座満月(2024年10月17日) の星読み
次の新月に向かって、浄化の最大のチャンス
今回の牡羊座満月では、これまで以上に自分の過去の思考パターンや感情を見つめて「手放す」「浄化する」事ができる2週間となりそうです。
というのも、牡羊座は12星座の一番初めにあたるサイン。
人間に例えると「赤ん坊」の状態にあたり、いつもより自分の無意識の無垢な部分が表面化されやすいのです。
このブログでも何度か「満月は浄化して不要な感情を手放す時期」とお知らせしてきました。
「満月の手放し」をこれまでも実践してきたよ!という皆さん。
今回は、それでもまだ取り切れていなかった、心の奥底の「ゴミ」をきれいさっぱりお掃除する絶好のタイミングですよ。
そして次の新月はなんと、11月1日です。「111」のぞろ目とも言えるこの日はいよいよ新しい宇宙のサイクルが始まる事を予感させます。
気持ちよくこの新月を迎えるためにも、これからの2週間は引き続き自分の心と体、身の回りの見直し、整理を心がけましょう。
牡羊座満月のホロスコープです。
「感情」と「理性」のバランスをとる時
天体の多くが活動宮と柔軟宮に滞在しているので、社会の動きのあわただしさを感じます。
それに対して、水のサインに天体が多いため、私達個人は感情的に振り回され、へとへとになっている方も多いのかも。
その原因は、前回の新月から引き続きゆるやかな水のグランドトラインが形成されている事より、通常モードより感傷的になりやすい状態だからだと思います。
一方、アセンダントは双子座の25度、私達個人の「知性」が十分に発揮できる時期でもあります。
この感情の浮き沈みを「知性」や「理性」でどのようにコントロールするかが大切です。
今取り組むべき課題や問題がある方は、感情に振り回されやすい時期である事をまず理解しましょう。
そのうえで何事も「シンプルに考える」ことをおススメします。
たとえば、
・自分の中にある強い欲求(欲しいもの、なりたい状況)は何か
・数年後の未来はどうあれば望ましいか
など、ゴールを再設定してみるのも良いですね。
本来の目的が何であるのかを再確認する事で、新たば見直しや変更点が見えてくるかもしれません。
「幸せ」への最短距離を進むためにできること
今回のカギとなる星は、5ハウスにある水星です。
5ハウスのキーワードは趣味や恋愛、子育て、レジャーなどの個人それぞれが持つ「幸せ」のイメージを表します。
あなたの将来の幸せに向かううえで、最短距離の意識や行動は何でしょうか?もう一度考えてみましょう。
臨機応変に社会と渡り合う
社会を示す10ハウスに土星が滞在していることより、私たち個人はそれぞれの職場は組織の中で社会の一員としてどう行動するべきかで悩んでいる方も多いかもしれません。
また個人を表す太陽と月が攻撃性を表す火星、冥王星と「グランドクロス」というやや激しめの角度を形成しているため、ともすれば一触即発のような危険な行動に出てしまう可能性があります。
しかし、今は極端な行動はおススメできません。
太陽は天秤座にあり、「機転」「気遣い」「臨機応変」といった周囲と上手くバランスをとる能力が高くなっています。
あまり思いつめず、人間関係や起きている問題と適度な距離を保つように意識しましょう。
自分を大切に。あまり突っ走らないように。
十分休む事も忘れずに。
行動するのは次の新月を目安にするといいでしょう。それまでは、心と体のメンテナンスを心がけましょう。
おススメの植物
今回のホロスコープはストレスを受けやすい配置になっていることより、
「ストレスの軽減」をテーマに植物をご紹介します。
食べるなら・・レモンバーベナ(食後のお茶として)
香りをたのしむなら・・オレンジ(気持ちが前向きに)、ラベンダー(気持ちを穏やかに)、フランキンセンス(免疫力アップ)。
飾るなら・・・ポトス、ガーベラ
参考資料
『たましいを癒すお祓いフィトセラピー』江原啓之、池田明子著 マガジンハウス 2018