Inori

1人じゃ耐えきれないのでひっそり始めます。僕の物語が誰かに寄り添えますように。

Inori

1人じゃ耐えきれないのでひっそり始めます。僕の物語が誰かに寄り添えますように。

マガジン

  • 響いたもの

    僕が個人的に心に響いたもの・見てほしいものをまとめています。微力ながらここから拡がったらと想いを込めて....

最近の記事

  • 固定された記事

【詩】今日もまた

あの子は笑っているだろうか 寂しい思いをしてないだろうか あんなに僕のことを好きでいてくれたのに。 あんなに僕のことを愛してくれたのに。 もっと他にやり方があったんじゃないか どれだけ時間が経っても そんなことばかり毎日考えてしまう 「自分で決めたくせに。」 そうもう1人の自分が嘲笑う なにか選ぶとなにか失う そんなこと分かって選択したはずなのに。 僕がこんな風になるとは思ってなかった この人生でそう想える人に出逢えるなんて思ってなかった あぁ なんて

    • 【詩】それでも

      世には素直に自分を出せない人間がいる 僕もその1人だ 言葉に表せないほどの暗い感情を捨てもできず いくつも抱えては今夜も胸の奥にしまう 抱えているもので身動きがとれなくなっても 時は僕を待ってはくれなくて 今日も生きるためだけに無機質な躯を動かす

      • 【詩】心恋

        君に出逢えて良かった 決して短いとはいえない時間を 君の大事な時間を 僕につかってくれてありがとう 君のおかげでここまで歩くことができました あまりにも君と僕が過ごす時間の価値が違うから きっと君にはこれから無数の楽しい未来が拡がっているから 僕から手を離すことにします 一生伝えることのない気持ちをここに 大好きでした。

        • 【詩】そうじゃない

          この世から消えたいわけじゃない ただ誰にも気づかれないまま 朽ちていきたい時がある 励まされたいわけじゃない 応援してほしいわけじゃない ただ叱って欲しい時がある これはわがままなんだろうか 人生って難しい

        • 固定された記事

        【詩】今日もまた

        マガジン

        • 響いたもの
          19本

        記事

          【詩】いつかのために

          君は本当になにも知らないんだろうな ただ静かに隣にいてくれていることが どれだけ今の僕を救ってくれているか あの頃の僕は1歩踏み出すことさえ 億劫で仕方なかった 全て投げ出してしまえば楽になるかなと 投げ出してみても苦しいままで そんな鉛のような僕の背中を 君は少しずつ、ゆっくり、ゆっくり 押してくれていたんだよ 僕がいくら伝えても 君は何もしていないよと笑うから 君がいつかどうしようもない壁にぶつかって 動けなくなった時 今度は僕がそっと手を沿えて 恩返しが

          【詩】いつかのために

          【詩】恵風

          あんなに小さかったのに いつの間にか 照れる時に顔を隠すようになって あやすように僕を怒るようになって それでもまだ幼くて。 そうやっていつか追い越していくんだろうな 君からそよぐ恵風が僕を撫でていく ゆっくりでいい これからたくさんの出逢いがある それは決して楽しいことばかりじゃないかもしれないけど その時そっと支えられるように 僕も頑張るよ どこまで見届けられるか分からないけど 君がずっと笑っていられますように

          【詩】恵風

          【自己紹介】苦手ですが...

          はじめまして。 Inoriと申します。 人生山あり谷ありのちょうど谷底に遭遇して はや2年経とうというところで 「最悪だ」と自暴自棄になることにも飽き その「最悪」「嫌悪」「恥」「逃避」と一見マイナスな世界を 誰かに寄り添えるものに。 プラスな世界に生まれ変わらせることができるんじゃないかと思い 2024年4月5日より作詩活動を始めました。 元々ポジティブな人間だったこともあり 谷底への反動が大きかったのですが その経験すら愛せるよう 僕なりの表現で活動して参ります

          【自己紹介】苦手ですが...

          【詩】どうかはやく

          初めはそんなつもりじゃなかった 気まぐれな君はすぐにどこかに行ってしまうと。 そんな風にしか考えてなかった それが今は懐いた仔猫のように 膝の上で休んでいることが多くなった 驚いたのは それをひどく心地よく感じている僕がいること。 これからまだ少し続くであろう人生を 独りで生きようと決めていたのに あんまり君が僕に不釣り合いな日常をくれるから あんまり君が当たり前のようにそこにいてくれるから 「もう充分だ」 そう自分に言い聞かせては 今日も君の訪れを窓辺で待

          【詩】どうかはやく