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『現代の超克』死者はときに我よりも「我」に近い存在(日本の歴史)

 「超克」とは困難を乗り越え、それに打ち勝つことを意味する。したがって、タイトルから現代を乗り越え、それに打ち勝つための本だとイメージできる。かつて『近代の超克』とう本があったらしい。これは大東亜戦争勃発から7、8ヶ月経った1942年に、当時の知的エリートたちが、戦争賛美をしたものだと言われている。もちろん、私は読んだことがない。

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