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『敵とのコラボレーション 賛同できない人、好きではない人、信頼できない人と協働する方法』アダム・カヘンのミドルネームはモーセだ(環境研究)

 アダム・カヘンに目をつけた英治出版は、少し早すぎるが先見の明がある。複数未来を共有させる変容型シナリオプランニングで南アフリカのマンデラ政権を導いた実績から、コラボレーションを進化させてきたのがアダム・カヘンだ。今後の日本は間違いなく、多文化共生社会にならざるを得ない。そうなると、エスニック・セグリゲーションができ、エスニック・コンフリクトになってくる。日本人はここではじめて、今まで直面したことのない多様性の難しさに直面することになるだろう。

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