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『バッテリマネジメント工学』枠組みとしてのノウハウを日本語でオープンにする意義は大きい(技術情報バンク)

 BEVの競争力を司るものとして、素材としての液体か、個体かというハードウェア部分とバッテリーマネジメントなどのソフトウェア部分があると言われているが、一般的に前者は東京工業大学からトヨタ自動車と日本が有利と認識されている。しかし後者は、データの蓄積が必要なのでテスラのような先行組が有利と言われている。本書はバッテリーマネジメント工学の教科書的なものだが、電池本体の電気化学的な電気化学の側面(物理と化学の世界)とバッテリマネジメントのシステム技術の側面をシステム工学的に解説したものだ。

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