![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/94693511/rectangle_large_type_2_960a7cb21b5c99037d80deaa40fb84d6.png?width=1200)
Photo by
kotarostudio
『ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命』The Zookeeper's Wife(多くの人のために役立つを第一に)
原題は『The Zookeeper's Wife』(動物園の飼育係の妻)で、ストーリまで類推しにくい。一方、日本題はポーランドのワルシャワのゲットーにいたユダヤ人を、動物園に匿って救った飼育係の妻の話だとすぐにわかる。
戦時下でほとんどの動物を殺されてしまったワルシャワ動物園で、飼育係の夫妻がゲットーにいるユダヤ人を一時匿う拠点とすることを計画した。食料として豚を飼うことにし、その餌をゲットーの残飯にするシステムの許可をナチスに取り付けた。それにより、300人ものユダヤ人を残飯に隠しゲットーから運び出し、一時的に動物園に匿い、そして逃がすことに成功した。この実話をベースにしたのがこの映画だ。
このワルシャワ動物園は現在でもあるという。ポーランドを訪れる機会がもしあったら、ぜひ訪れてみたい場所だ。『シンドラーのリスト』『杉原千畝 スギハワチウネ』『The Zookeeper's Wife』のような映画は、感受性の強い時期の子供に観てもらいたい。なぜなら、自分が正しいと思ったことを「行動する」ことの難しさと、その素晴らしさを記憶できるからだ。
いいなと思ったら応援しよう!
![Creative Organized Technology 研究会(創造性組織工学研究会)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144227447/profile_df544afaed71352fb65f5d15ddbdafb1.jpg?width=600&crop=1:1,smart)