ブルーロックのイガグリが許せん。
私はサッカー漫画の「ブルーロック」が好きで、コミックスを購入しています。ブルーロックはアニメ化までされているので、好きな人は多くいると思うのですが、許せないキャラが1人います。
それが、五十嵐栗夢(いがらしぐりむ)です。作中ではイガグリと呼ばれています。以下イガグリと呼称します。
以降ブルーロック読んでいない人はわからない内容が続きますがご容赦ください。
ブルーロックでは生き残るためにそれぞれのキャラクターが自身の持つ才能を見つけてそれを開花させることで、選考生き残りのバトルをします。
元々、イガグリはブルーロック世界の中でもドベキャラで登場しつつも、何故か生き残っているキャラです。主人公が生き残るために、壮絶な戦いをしているなかのにも関わらず、何故こいつが生き残っているのか、詳細が描かれることがないため、私は当初から疑問に思っておりました。
私以外の読者からしても同じ意見の人は多いはずですが、中にはイガグリを擁護する読者もいて、その気持ちが理解できません。
そんなイガグリですが、「ずる賢さ(マリーシア)」という才能に気づきます。要は試合中に上手にファウルをもらうという才能ですが、この才能だけで生き残れるのとは到底思えないのです。
イガグリが今まで生き残るのであれば、もう少し別のキャラクター(成早とか伊右衛門とか)を残してくれてもよかったのではと思います。
しかし、100歩譲ってイガグリは作中における盛り上げキャラとして作者が配置してとしても、ストーリー途中で裏切り行為などもしている訳ですし、盛り上げキャラとしてはあまりも腹が立ちすぎるキャラです。
そんなイガグリですが、最新32巻では表紙を飾り、相手チームのエースをマリーシアを使ってファウルをもらい止めるという大役を任されます。
この巻にいたるまで匂わせもあったため、「いずれ試合に出てくるんだろうなぁ」とは思いましたが、使い物にならずあっけなく退場しました。
ブルーロックではキャラクターの「エゴ」がひとつのテーマとして描かれておりますが、イガグリのこの見せ場を作るために、イガグリを脱落させずに引っ張ってきたのであればイガグリに対する作者の強いエゴを感じます。
上述したとおり、イガグリはあっけなく退場しましたので個人的にはもう登場しないことを願います。