『イメージの奥底で』を読む #1
「イメージ」というと対象を認識・知覚する際につきまとってくるもの、往々にして「本当は正しくはないけれどなんとなくそう思っているもの」というニュアンスがある。ように思う。
「イメージ」は物に何かとついてくるけれども、物とは違うものと考えられている。「イメージ通りだった」という場合、特にそれが顕著に表れる。「AがAと同じ」は同語反復だけど「AがBと同じ」はAとBの間に関係性が設定されている。
カタカナで「イメージ」はそうした事物から離れたものとして捉えられることが多いけれども