日体大・矢澤宏太
藤嶺学園藤沢高校3年・矢澤宏太を初めて見たのは、2018年7月だった。
この年、プロ志望届を提出していたものの、ドラフトで指名されることはなく、日体大へ進学。
同い年で、高校からプロへ進んで4年目を迎えている「同級生」は、根尾昂(中日)や藤原恭大(ロッテ)、吉田輝星(日本ハム)たち――
1学年下の佐々木朗希(ロッテ)や奥川恭伸(ヤクルト)、宮城大弥(オリックス)たちほど、プロ入り後に目立った活躍を見せている選手がまだ少ない「世代」への刺激になるかどうか。
4年前だったら「根尾世代」といわれたであろう2000(平成12)年度生まれの代。根尾や藤原らとともに、大学生ながら侍JAPANにも選出されるなど、追いつき追い越すチャンスがあるポジションに這い上がってきている。
これからのおよそ半年。どんなストーリーでドラフトまで進んでいくんだろう……
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