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井の中の蛙、大海で溺れる。グラベルバイクイベントにて。

グラベルバイクのイベントに参加したときの話を書いてみようと思う。

ちなみに、グラベルバイクとは、ロードバイクのような形で 砂利道の上でも走れるようにタイヤが太くなっているものだ。 

ドイツでもかなり流行っていて、比べれば行きは半年待ちでしか購入できないほど人気。


10月の下旬近くの小さな街の自転車屋が、グラベルバイクで 100キロほど走るイベントを開催した。 
自分は軽い気持ちで、そのイベントに参加。

参加者は5人で30代の自分以外は、40代後半だった。メンバーを見たとき 今回のライドはゆるポタかなと心のなかで思った。
(*ゆるポタとは「ゆるいポタリング」=のんびりとしたサイクリングのことである。)

と言うのも、7月にアイアンマンを完走したので、一般のスポーツマンの中でもある程度のレベルに達せたと思っていたからである。

ちなみに、アイアンマンを知らない方も多いと思うので書いておくと、スイム3.8km、バイク180km、ラン42.195kmのトライアスロンで自分で言うのも何だが人間のするスポーツではない。

ライドスタート

まずはのんびりとしたペースで始まった。景色を楽しみながらのんびり進む。バイエルンはこんな感じの道が至るところにあり、最高!まだまだ楽勝!と軽い気持ちで進む。

森の中を突き進む


小川沿いの平坦な道

80km地点

ちょっとまって。

速すぎ。

坂道もみんなグイグイ進む。350Wでペダルを回しているのについていけない。

おい、ドイツのおじさん達、どうなってんだ。

今日、もしかしたら自分の体調が悪いのかもしれないと思うレベル。心臓もどくどくなっている、めまいもするくらいきつい。

待ってくれ、置いていかないで。待ってください。。。速いぞー

結局何度か待ってもらいました。

この時のライドの動画↓

教訓

正直、アイアンマンを完走したことで、慢心していた。

上には上がいる。

このことを知るいい機会だった。今まで井の中の蛙だった。

自分の能力に奢らず、謙虚な気持ちを持ち、日々過去の自分より良い自分になることに集中することを、このイベントを通して決心しました。


ドイツのおじさん、半端ない。


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