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「育ちがいい人」だけが知っていること



この本で記している「育ち」というのは、
生まれ持った環境、
変えられないものではなく、
その方の所作や振る舞いなどの佇まい、
自分次第で変えられるもののことです。

この本を読んでいて感じたことは、
「育ちがいい人」の定義に決まったルールはなく
「相手がどうすれば喜んでもらえるか」という
相手目線の「心遣い」に近いものなのでは
ないかということでした。

大切な人と気持ちの良い時間を過ごしたい、
相手を喜ばせたい、認めてもらいたい
そういう気持ちがある人に
是非おすすめしたい一冊です。

学べることがたくさんあり、ここでは記しきれないので
各章で抜粋して紹介します。

ー以下本文より引用ー
【第1章 ふるまい】
*「◯◯したまま、失礼します」など
気遣いのフレーズが自然に出てくる

*電話は2拍おいて切る
*お箸は三手で上げ下げ
*品物や書類はゆっくりと回しながら
 相手に向けてお渡しする

*姿勢や歩き方は、第一印象を決定づける
 大きなポイントになる

*どうぞはゆとりのしるし
*ドアを開けて待っていてくれる方は素敵
*さりげなく人の椅子も直す

【第2章 話し方】
*クッション言葉のボキャブラリーを増やす
「お差し支えなければ」
「ご迷惑でなければ」
「失礼かと存じますが」

【第3章 見た目】
*普段目につきにくいところ
 (ひざ・ひじ・かかと)も美しく
※靴のインソールや後ろ側なども
*シミ・シワ・毛玉・ほつれに注意
➡︎出かける前の全身鏡チェック

【第4章 暮らし】
*季節の行事を愉しむ
*日本の伝統食・四季折々の旬の食材を愉しむ

【第5章 人間関係】
*「ご主人はどちらの会社?」
➡︎「会社名は言えないけど不動産関係だよ」

【第6章 贈り物・お招き】
〜押さえておきたい贈り物のNGマナー〜
*目上の方に靴や靴下
→「踏みつける」を連想させるため×
*同様に文具も
→「勤勉に」という意味があるため×
*引越し・新築祝いに
 赤いもの・火にまつわるもの
→火事を連想させるため×

*お祝いなどのお返しは
 「いただいてから1ヶ月以内」が目安
→お返しの金額は「半返し」が一般的

〜訪問〜
*午前10時〜11時、午後2時〜4時
 指定の時間より5分くらい遅れる
 10分以上遅れるときは連絡
*雨の日はミニタオルや替えのソックス
*コートや防寒具はインターホンの前で脱ぐ
→外の汚れがつかないようコートを裏返す
*お暇するとき、コート類は玄関を出てから

〜エスコート〜
*エレベーターは乗るときも降りるときも
 お客様が先で自分は後
*エスカレーターは
 相手を見下ろさないように
 上りは後ろ、下りは前

【第7章 公共の場でのふるまい】
*和の空間(お宿など)での席次は
 床の間の前の上座が男性、下座が女性
*座布団の正しい座り方として
 座るとき、立ち上がるときに
 座布団を踏みつけるのは不作法

【第8章 食べ方】
*注文は目上の方が注文されるのを待ってから
「どうぞお先に」とさりげなく促す
*ナプキンは食前の飲み物が
 運ばれる頃に広げる
*ビールのつぎたしのひと言確認
 「おつぎしてもいいですか?」
*お皿は重ねない
*お料理は迷ったら左手前から
本書より

【著者について】
「マナースクールライビウム」代表
「親子・お受験作法教室 ライビウム」代表
皇室や政財界をはじめとするVIPのアテンダント指導などを経て「ライビウム」を設立

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