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本当に大事なことはほんの少し

【著者】ウー・ウェン

今日作ろうって思えるレシピが
たくさん書かれてあってありがたい。

私はまだ蒸し器は持っていないけれど
「蒸し器、使いたい!」ってなる。

そして暮らしに無理がないのも素敵。

タイトル通り、ほんの少しで
からだにも心にも優しい暮らしってできるんだな
と改めて気付かされる一冊。

①毎日すること
*500mlの体温より高い白湯をゆっくり飲む
➡︎温度が低いと内臓に負担がかかり
 免疫力も落ちる。

*姿勢よく立つ
➡︎内臓のはたらきもよくなる
 気持ちが前向きになる

*相手の目を見てはっきり話す

*買い物は毎日少しだけ。
 冷蔵庫が空っぽだと、
 「君、何が食べたいの?」と
 からだに聞くことができる

②食べること
"医食同源” by中国の思想
口からからだに入れるものはすべて
健康につながる

*味をつけすぎない素材のおいしさが
 分かる料理

③整えること
*「ほんの少し出しっぱなし」主義

*家の中で一番大事なのがキッチン
 2番目が寝室
 それからお風呂にお金をかける

*お金をかけるべきなのは
 アクセサリーや服よりも
 毎日使うタオル、ふきん、コップ
 シーツ、広いダイニングテーブル

④生きること
*「いってらっしゃい」は必ず言う

*料理、皿洗い、ドアの開閉は静かに

*子供の前に立って
 「こっちに来なさい」と引っ張ったり
 「そっちはだめ」と制したりするのは
 簡単です。
 でも親が立つのはそこじゃない。
 子供の後ろに立つんですよ。
 後ろに立って、子供が何をしたいのか、
 どこへ行きたいのか、
 彼らの見ている方向を一緒に見る。
 そしてうまくいくように応援するだけでいい。
 それが親の務めです。

*世間にあふれる情報よりも、
 トマトと付き合う。
本書より

【著書について】
中国・北京で生まれ育つ
1990年に来日
1997年にクッキングサロンを開設
医食同源に根ざした料理とともに
中国の暮らしや文化を伝えている

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