デザインコンセプトの考え方
Webデザイン、LPデザイン、アプリデザインを提案するときに、デザインコンセプトと一緒に提案していますか?
今日はデザインコンセプトについて書いていきます。
デザインコンセプトの定義
デザインコンセプトを検索すると、「サイトデザインのイメージに一貫性を持たせること」みたいなことが書いてあります。
しかし、私のデザインコンセプトの定義はもう一段抽象度を上げて、「何のためにどう表現するかを定めた基本概念」と定義しています。
ストーリーで提案する
なにをどう表現するかを定義したデザインコンセプトは、ストーリーの中で説明した方が伝わります。そのため、私のデザインの提案書にはほとんど「課題(もしくはインサイト)」「ゴール」「デザインコンセプト」の3つをストーリーで提案してきます。
ゴールを達せいするために柔軟に考える
たとえばコーヒーショップのサイトのリニューアル案件の提案資料は以下のようなストーリーで組みます。
とっても雑ですが、ここで見て欲しいのは「記事コンテンツ」です。例えワイヤーフレームに入っていなくても、課題を解決しゴールを達成できるなら、イメージだけでなくコンテンツも提案するべきです。
また、サイトだけに縛られる必要もありません。記事コンテンツをまとめてフリーペーパーをデザインし、お店に置いてもいいかもしれません。
お店の写真も、インスタを活用した運用まで提案してもいいです。
まとめ
クライアントの目的はほとんどの場合、サイトを作ることではなく、サイトによって売上を上げることです。クライアントとユーザーに価値のあることなら、方向性を決めてなんでも提案しましょう。
仕事の基本は期待値を超えることです。クライアントの期待値を調整しつつ、デザイン提案で期待値を超えるように動けば仕事がなくなることはありません。