新卒として入ったAmazonを1年で離れ、Go Visions株式会社へ戻ります
(※約2000字。読むのに4分くらいかかります)
2021年度初日。社会人2年目となりました。
皆さんいかがお過ごしでしょうか!
僕は先月の初めに24歳になりました。
沢山の方からメッセージやプレゼントをいただき、改めて人に恵まれているなと感じています。感謝です。
今年はなんだかいろんなことが大きく前に動きそうな予感がしています。
【Amazonを卒業します】
そして、昨年4月に入社したAmazonを退職する運びとなりましたのでご報告です。
わずか1年間ですが、AWS(クラウド事業)の法人営業として勤めていました。
1年を振り返り、ファーストキャリアでAWSを選んで良かったなと強く感じています。大きく理由は3つ。
一番に、同期の存在。
みんな個性的で、ええやつばかり。一生モノの新卒同期ですが、一生に一度がみんなで良かった。大好き。
次に、ロールモデルとの出会い。
新卒として配属されたチームで出会ったお二人が本当にかっこよくて、純粋に憧れています。一緒にお仕事させていただく中で、彼らの仕事への姿勢や考え方にとても影響を受けており、きっとこれからの社会人人生の基礎になるんだろうなと直感しています。
それ以外にもチームの皆さん全員が素敵&High Standardすぎて、配属希望と異なるチームになって不満を抱いていた当初に打って変わり、今ではこのチームがベストの選択肢だったと確信するくらいには、大好きなチームです。
最後は、OLPの根付く世界最高の環境で働けたこと。
わずか1年でしたが、洗練された文化、評価制度や組織の仕組みを社内の人間として見られた経験は大きいなと。世界最高の環境を見たことで、己の基準が高まったと思っています。
また、Amazonには、理想のリーダー像がまとめられた「Our Leadership Principles(OLP)」という14か条の信条があるのですが、これが個人的に良かった。
「Our Leadership Principles」
Customer Obsession
リーダーはお客様を起点に考え行動します。お客様から信頼を獲得し、維持していくために全力を尽くします。リーダーは競合にも注意は払いますが、何よりもお客様を中心に考えることにこだわります。
Ownership
リーダーにはオーナーシップが必要です。リーダーは長期的視点で考え、短期的な結果のために、長期的な価値を犠牲にしません。リーダーは自分のチームだけでなく、会社全体のために行動します。リーダーは「それは私の仕事ではありません」とは決して口にしません。
Invent and Simplify
リーダーはチームにイノベーション(革新)とインベンション(創造)を求め、同時に常にシンプルな方法を模索します。リーダーは状況の変化に注意を払い、あらゆる場から新しいアイデアを探しだします。それは、自分たちが生み出したものだけに限りません。私たちは新しいアイデアを実行に移す時、長期間にわたり外部に誤解される可能性があることも受け入れます。
Are Right, A Lot
リーダーは多くの場合、正しい判断を行います。 優れた判断力と、経験に裏打ちされた直感を備えています。 リーダーは多様な考え方を追求し、自らの考えを反証することもいといません。
Learn and Be Curious
リーダーは常に学び、自分自身を向上させ続けます。新たな可能性に好奇心を持ち、探求します。
Hire and Develop the Best
リーダーはすべての採用や昇進における、評価の基準を引き上げます。優れた才能を持つ人材を見極め、組織全体のために積極的に活用します。リーダー自身が他のリーダーを育成し、コーチングに真剣に取り組みます。私たちはすべての社員がさらに成長するための新しいメカニズムを創り出します。
Insist on the Highest Standards
リーダーは常に高い水準を追求することにこだわります。多くの人にとり、この水準は高すぎると感じられるかもしれません。リーダーは継続的に求める水準を引き上げ、チームがより品質の高い商品やサービス、プロセスを実現できるように推進します。リーダーは水準を満たさないものは実行せず、問題が起こった際は確実に解決し、再び同じ問題が起きないように改善策を講じます。
Think Big
狭い視野で思考すると、大きな結果を得ることはできません。リーダーは大胆な方針と方向性を示すことによって成果を出します。リーダーはお客様のために従来と異なる新しい視点を持ち、あらゆる可能性を模索します。
Bias for Action
ビジネスではスピードが重要です。多くの意思決定や行動はやり直すことができるため、大がかりな検討を必要としません。計算した上でリスクを取ることに価値があります。
Frugality
私たちはより少ないリソースでより多くのことを実現します。倹約の精神は創意工夫、自立心、発明を育む源になります。スタッフの人数、予算、固定費は多ければよいというものではありません。
Earn Trust
リーダーは注意深く耳を傾け、率直に話し、相手に対し敬意をもって接します。たとえ気まずい思いをすることがあっても間違いは素直に認め、自分やチームの間違いを正当化しません。リーダーは常に自らを最高水準と比較し、評価します。
Dive Deep
リーダーは常にすべての業務に気を配り、詳細な点についても把握します。頻繁に現状を確認し、指標と個別の事例が合致していないときには疑問を呈します。リーダーが関わるに値しない業務はありません。
Have Backbone; Disagree and Commit
リーダーは同意できない場合には、敬意をもって異議を唱えなければなりません。たとえそうすることが面倒で労力を要することであっても、例外はありません。リーダーは、信念を持ち、容易にあきらめません。安易に妥協して馴れ合うことはしません。しかし、いざ決定がなされたら、全面的にコミットして取り組みます。
Deliver Results
リーダーはビジネス上の重要なインプットにフォーカスし、適正な品質で迅速に実行します。たとえ困難なことがあっても、立ち向かい、決して妥協しません。
仕事の本質がここに集約されていて、読み直すたびに学びがあります。
しかも、Amazonほど大きい会社なのに社員皆に浸透しており、常にこの信条に触れることができたので、わずか1年でもOLPを自分の中に取り込めました(もちろんまだまだですが)。
おかげさまで、本当に充実した新卒1年目でした。
新卒として拾っていただき、育てていただいたご恩を返す前に離れるのが唯一の悔い。
そもそも新卒が一年でいなくなるなんて会社にとって損失でしかないのですが、マネージャー含めチームの皆さんは「日本にとって良い選択」と応援をしてくださり(身に余りすぎる言葉…)、今に至ります。
最後の最後まで、ひたすらに感謝でいっぱいです。
会社に還元できない分、社会に対して一つでも多く還元できるよう精進していく所存です。
👆 最後にチーム内唯一の同期が撮ってくれました!
【Go Visions株式会社へ】
4月からはGo Visions株式会社へ。
創業からずっと携わっていて、新卒としてAWSへ入社する伴い、少し離れていたのですが、いろんな想いがあって出戻りを決断しました。
(理由や今後のミッションはおいおいどこかで)
もともと(AWS入社前)は「子どもたちの好奇心から、未来の可能性が広がる場」として「Go SOZO」というイベントをつくっていました。
これからは20201年1月にローンチしたばかりの「SOZOW」をより多くの子どもたちに届けるために、命を燃やすつもりです。
「SOZOW」は子どもの好奇心に火がつくオンラインの学び場。
つくりたいのは、偏差値や点数といった単一の基準で子どもを評価する画一的な教育ではなく、
子どもたちの「好き」や「やりたい」といった気持ちを素直に応援するような学びです。
決められた枠に抑え込むのではなく、その子の可能性を解き放つようなサービスです。
無料の春休みWS開催中。ゴールデンウィークも開催予定です。
【子どもの好奇心を応援するクラファンに挑戦します】
そんなSOZOWは、3月30日よりクラウドファンディングを開始しました。
新しい学びを社会へ広げるためには、僕たちだけではまだまだ力が足りないので、考えに共感してくれる人を増やして、大きな社会のうねりをつくりたいんです。
クラファンのタイトルはズバリ
「個性の時代。子どもにもっと自由な学びを! #好奇心解放宣言 」
子どもの好奇心を応援し、みんながもっともっと「自分らしく」生きられる、やさしい社会をつくりたいと思っています。
👆初回の活動報告を書かせていただいたので、よろしければこちらも。
ここまで読んでいた方がもしいらっしゃいましたら、どうか一度クラファンのプロジェクトページを読んでいただけないでしょうか?
一度読んでもらえれば「応援したい」「支援したい」と思ってもらえる。
そう確信するほどには、素敵で、価値のある取り組みだと信じてやっています。
読んだ上で良いなと思ったら、プロジェクトへのご支援、そして拡散へご協力いただけますと幸いです。
ちなみに、SOZOWの体験チケットを知人のお子さんへプレゼントできるリターンが人気です。
(なお、僕への転職祝いとしてご支援いただいてもOKですww)
子どもたちが自分の好奇心のままに自由に生きられる未来のために、どうか応援よろしくお願いいたします!!
お読みいただいて有り難うございます!もしこのnote記事に価値を感じて頂けたら、サポートいただけると嬉しいです。