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暦から学ぶこと 58

暦とは

旧暦と呼ばれる「太陽太陰暦」。
日本の暦は太陽と月のめぐりを元にして生活をしていました。
日・月・年は星の回転を元にした時間の長さを表しています。
その周期とは、それぞれの星には回転運動があり、それに伴って起こる自然現象を記してます。植物や動物などの生態系をはじめ変化を観察して未来を予測する、そんな羅針盤にもなっているのです。
わたしたち人間は、太陽の下で生活をし過ごしています。
ということはわたしたち人間も、こうした自然の循環の一部となっているのです。ですから自分だけが頑張ったところで上手くいかないのもわかります
とわいえ、暦にそって予測した未来に従って生きることも違います。
自分の人生の99%は自分で決めれることができるそうです。
そして残りの1%をその予測に指針をもらいヒントにする、というのがただし生き方のように思います。
自然界の一因として存在する人間ならば、そんな暦を知識として学ぶことは大切なことですよね。
きっと、強運の持ち主はこの暦に沿った自然界の循環にばっちりパズルがあったときにパワーが発揮されるように感じています。

現代で使われている「グレゴリオ暦」
この暦は16世紀にローマカトリック教会によって制定されたもので、地球が太陽の周りを公転する一周を一年として一週間7日のリズムが続くようにできています。
そして、地球が太陽の周りを公転する一周を区切りにした「太陽暦」などいろいろなこよみがあります。

風の時代になった今、月と太陽を読む「旧暦」へと生活の仕方が変わってきたようにも思います。というか、旧暦を大切に生活することが本来の自分に戻る方法ではないでしょうか?

二十四節気

太陽太陰暦の中の太陽暦として広く使われてきたのが「二十四節気」。
1年を24等分したひと節目が約15日。節目で有名なのが「冬至・夏至・春分・秋分」。
二十四節気をさらに具体的に季節を知らせるために約5日ごとにした「七十二候」があります。

強運を磨く暦の秘密 崔燎平著より

四立

立春・立夏・立秋・立冬」の四つのことを「四立」といいます。
それぞれの日から始まる季節が四季となります。

二至・二分

夏至と冬至を「二至」
春分と秋分を「二分」
この4点をあわせて「二至二部」といいます。

春分…昼と夜の長さが等しい
夏至…昼が最も長い
秋分…昼と夜の長さが等しい
冬至…夜が最も長い
それぞれの季節の中の真ん中を示してもいます。

そして春分と秋分を中日に、前後3日間ずつを合わせた7日間を春の彼岸と秋の彼岸といいます。

こうして365日の一年間は、だいたい91日毎に季節が変わるということになりますね。四季がある日本人に生まれてよかったなぁとつくづく感じます。

雑節

自然の移ろいを知るための目印として、ひろく利用されている節のご紹介です。

【節分】
季節の分かれ目。立春・立夏・立秋・立冬の前日。
【八十八夜】
立春から数えて88日目。霜が降りることが少なくなるころ。
【入梅】
芒種の後の壬の日。
【半夏至】
夏至から10日後。
【二百十日】
立春から数えて210日目。
【土用】
四立の前、約18日間ずつ。
 ※土用に関しては「オンライン寺子屋體」の中から資料参照にどうぞ
   https://online-course.jp/lesson/14doyou?download_id=1&c=
 
 

「オンライン體」はこのようなレジメや動画など
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五節句

節句とは奈良時代に中国からやってきたといわれ、四季がある日本の中で文化とともに混ざりながら現代まで受け継がれている節句です。
江戸時代には年中行事として取り入れられていたそうです。
奇数が重なる日を「季節の節目となる日」という中国の、自然思想である陰陽五行という哲学の考えが基盤です。

自然界のすべてのものを「陰」と「陽」の相反する二つの要素でとらえる考え方と、マン物の元になる5つの元素を組み合わせることで「陰陽五行説」はあらゆるもののバランスを説いています。

5つの元素とは

木・火・土・金・水
のことを表します。自然界はそれらの要素から成り立っているという考え方です。この陰陽五行の考えは、医学をはじめ天文学・宗教・占い・暦などに大きな影響を与えています。

陰陽五行の考えでは、奇数は縁起の良い「陽」の数字。
偶数は縁起の良くない「陰」の数字とみなされています。
そもそも、無病息災や豊作祈願などを祈って邪気払いだった厄払いの風習がいつしか、縁起の良い日として「節句」に制定されました。

ところで、5つの節句を言えますか?
そしてこの節句を行事として丁寧に生活に取り入れているでしょうか?
これを機に各節句の意味を知り、暮らしに取り入れていかれるといいですね。
節句を祝うことは、実は自分自身のことだと感じることでしょう。
「運」とのつながりの深いのが「節句」なのですから…

人日の節句】1月7日  七草かご 七草がゆ
  イチョウを整えるために食する七草がゆ
  せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ
  7は七福神にもかけていて、日本では7は縁起が良いとされています
  胃腸をしっかり整えましょう
  このタイミングでしっかり自分の體と向き合うことをお勧めします
  五臓六腑にも意志があり、毛が一つとっても意味があるのです
  たとえば目。
  悪くなるのは物事をよく見ようとする注意力が欠けたときだとか。
  運をあげるには、金運や対人運の前に健康運がまず大切です。

上巳の節句】3月3日  桃の花 菱餅と桃かまぼこ
  菱餅に使われる色には
  〈桃〉魔よけ 〈白〉清浄 〈緑〉健康 を表します
  ハマグリのお吸い物は、ハマグリの貝殻は一対になっていて
  他のとあうことがないためこの日にだされるのです
  この頃は野菜も豊富に芽をだしはじめ、大地のエネルギーがいっぱい。
  旬のものを食べることで運気は開花するのですよ。
  この季節特に意識してほしいのが「対人関係」。
  人の運の1/3は出会いだそうです。そしてどうかかわるか…
  自分の周りの人が自分のレベルです。
  運勢がよかった時に出会った人に会いに行って感謝するのも○ですよ。
  厄払いと良縁との出会いを味わう時

端午の節句】5月5日  花菖蒲 柏餅
  中国の故事にちなみ「滝を登り切った鯉は竜になる」から、
  こいのぼりを掲げるようになりました。
  屋根より高く掲げるのは神様にここにいることをお知らせするためです
  菖蒲湯を楽しんだり、玄関に飾って魔よけにしたりします。
  菖蒲は勝負にかけて、勝負運をあげるためです。
  柏の木の芽は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから
  子孫繁栄といわれています。
  わざわざお餅をついて作るのは、気のある手が触れることを
  大切にしているからです。手当ててとはよくいったものです。
  手当は何にも勝る癒し効果があることは言うまでもありません。
  勝負運をあげて厄払いの節句

七夕の節句】7月7日  七夕 そうめん
  短冊に願い事を書くことををしますよね。
  それにポイントがあるのを知ってますか?
  それは翌年の七夕までに願いが叶うことを願うのです。
  ここで使う五色の短冊も陰陽五行の5にちなんでいます。
  その願い事が叶うために大切なことがあります。
  それは・いつも笑顔でいること
     ・人を喜ばせること  です。
  自分の夢を確認しながら笑顔で過ごしたいですね。

重陽の節句】9月9日  菊の花 栗おこわ 
  健康長寿を願う日。
  お盆にお墓やお仏壇に供えたお酒をこの日に飲むとよいとも言います。
  日本酒はそもそもエネルギーが高いもの。
  だからどう飲むかで運気が変わるというのだからあら大変。
  昔の人は「塩と酒と花は運勢に重要だから使い方に注意」とは
  よく言ったものです。是非この3つのエネルギーを使いこなしましょう
  花には精霊がいるともいわれるくらいパワーがありますよ。
  陽の気をいただきながら大切な人と語り合いましょう。

十二支と時刻と季節の関係

0時は冬 6時は春 12時は夏 18時は秋 

この図の使い方の一例をお話しします。
例えば、冬の土用に「ひ」のつく食べ物を食べるといいとききますよね。
それはなぜでしょう?
この図を見てください。
冬の土用は1月なので「丑」になります。
その対極に「未」がありこの力を借りるということなんです。
気の流れと食べ物を生活に結び付ける先人の知恵ですね。
また色に関しては、上部の五行を参考にしてください。

こうやって暦をみてみれば、日本の生活にとても密接にかかわっていることを感じることでしょう。
そして、運気をあげていくには日々の生活がどれだけ大切かもわかることでしょう。
忙しいとか利便とかめんどくさいとか、つい簡素化してしまいがちですが、一度ここで生活の見直しをしてみませんか?

グレゴリオ暦から離れ、旧暦に沿ってみる。
月のリズムを感じてみる(新月・上弦の月・満月・下弦の月)。
太陽が昇る前にから昇った150秒の瞑想をする。
など、きっと今までと違う生活が繰り広げられるでしょう。

風の時代に2023年から一気に社会の構造も空気感も変わることでしょう。
そして2025年には今では信じられないような世界が繰り広げられていることでしょう。
今までの概念、
とくに「〇〇しなければ」「わたしさえ我慢すれば」「忙しいからまた今度」「でも・だって・どうせ」こんな言葉を発することがないように、魂がここに何をしに来たかを再度確認して、無理せず我慢せず頑張らず、本当に望む事だけを手にしてやるべきことをやりつくしてください。

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暦を使って、皆さんの毎日が開運しますように🌈

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