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リンパマッサージ 101

みんなが恐れる「ガン」

ガンの近道は、
・リンパ腺が腫れる
・リンパの流れが滞る
です!
これだけではありませんが、自分でできるセルフケアとしてとてもゆうこうなのが、「リンパケア」。
今日はそんなケアについて書き出します。

  ※通常リンパ腺の腫れは、体内に侵入した細菌やウィルスに対抗して
   免疫機能が正常に働いているので心配は不要ですが、
   場合によっては重大な疾患が隠れていることもあります。

「リンパ」とつく言葉がいくつかありますが、それぞれの違いを簡単にまとめます。

【リンパ管】
人間の体の中に、血管のように全身に張り巡らされているリンパ管がある。
リンパ管はリンパ節を通るごとに太くなり、胸管を経て、最終的に首の付け根にある血管である静脈へと繋がる。

血管は心臓から酸素や栄養素を全身に届けるのが動脈、
逆に全身から二酸化炭素や老廃物の回収のが静脈。

つまりリンパ管と静脈は、流れているのが血液とリンパ液と違いはあるが、『老廃物の回収』という役割としては同じ。

【リンパ液】
リンパ管の中をリンパ液が流れている。
毛細血管からにじみ出た無色または薄い黄色の透明な組織液のことで、古くなった細胞や水分、腸管で吸収された脂肪などの『老廃物』を運ぶ排泄運搬機能。
リンパ液の中には、体の外から侵入したウイルスや『細菌を撃退』してくれるリンパ球が含まれるため「免疫機能」という、人間の健康な体を維持していくのに必要不可欠な役割がある。

【リンパ節】
静脈にほぼ沿うように全身に張り巡らされているリンパ管には経路があり、その経路が合流する球状の組織をリンパ節という。
   ※実はリンパ節の古い呼び名がリンパ腺
リンパ節は、ウイルスや細菌を撃退するリンパ球を貯める機能、そして流れてきたリンパ液をろ過し、老廃物を取り除く機能の2つを持っている。

◆リンパ液の働き
・がん細胞や老廃物、炎症物質、ウイルス、酸化物などごみの回収
・細胞に新鮮な栄養補給
・全身の免疫や代謝アップ

ティー・トゥリー「5大リンパ節について」


◆リンパが腫れやすい、滞りやすい体の部位

・後頭部
・耳たぶの前側、耳の下裏側(耳下腺リンパ節)
・顎のライン・顎の下
・鎖骨
・わきの下
・ひじの内側
・おなか周り
・太ももの付け根
・ひざの裏側

●リンパマッサージおすすめ法

1,
全身リンパマッサージを行うときは、
多くのリンパが集まる左鎖骨部分からマッサージを始めましょう。
右手を鎖骨のみぞ部分に当てて、左右にやさしくこすります。
5往復ほどしたら、左手で逆側の鎖骨も行ってください。

全身リンパマッサージでは、体の上部から下部に向かって順番にマッサージをしていきます。

2,
首の左右に1本ずつ太いリンパ本幹があるので、上から下へと流します。

3,
鎖骨の下、胸の中央上くらいの場所に胸管と呼ばれる左リンパ本幹があります。
この胸の中央から肩下にある腕の付け根に向かって、やさしく圧をかけながらマッサージします。

4,
脇の下には腋窩リンパ節があります。
脇の下を指を挟んで丁寧に揉みほぐすようにマッサージしたあと、
脇から胸の横へ上から下へとさすります。

5,
肋骨の骨の間を指でさするように、上から下へとマッサージします。
脇の下から流したリンパをさらに下へと流すイメージで。
最後に肋骨中央から下へとさすります。

6,
腸骨の内側に指先を当てて、上から下へとリンパを流します。
さらに背中側に手を回し、腰の上部から下部へとさすりリンパを流します。

7,
鼠蹊部には、脚や下腹部からリンパ液が集まってきます。
両手を鼠蹊部の窪みに当てて、上から下へとさすります。

●さらに簡単、足マッサージ
1,
足の指、第1趾と2趾をもち、外回しにくるくると回す
2,足裏に両手を重ねておき、小さく揺らしながら少しづつずらす
3,第1趾を最後に内回し

●感覚を呼び戻すマッサージ

反射区

1,
小腸の反射区全体に行き渡るように少しづつずらしながら親指を添え、抑えている第1趾をゆらす
2,上行結腸~横行結腸~下行結腸~直腸~肛門を、親指を添えながら軽くさする。その時に同じ法の小指下あたりをもう一方の親指で押さえながらゆらす

こうすることで、腸の反射区のあたりが緩んでくことを感じるでしょう。
また体がポカポカとも感じるようになるでしょう。
この「感じる」という意識はとても大切なんです。

 自律神経は末梢神経のひとつで、全身のほとんどの器官を支配しています。運動・感覚神経とは違い、大脳からの意識的な命令から独立して働いているので、内臓や器官を本人の意志で自由に動かすことはできません。無意識に呼吸をしたり、食べ物を消化したり、心臓が休みなく動いているのは、主としてこの自律神経の働きによるものです。
 自律神経は、交感神経と副交感神経に分かれ、たとえば心臓の拍動を増加させるのが交感神経、拍動を抑えるのが副交感神経というように、二つは相反する働きをしています。そして、身体の内と外の環境によって自動的に切り替わりながら、調整し合っています。
 交感神経の中枢は脊髄にあります。脊髄の両側には交感神経幹が走っており、脊髄から出た神経繊維はここに入って、各臓器へ分布しています。
 一方、副交感神経は脳幹(中脳・橋・延髄)と仙髄から伸び、顔面や、迷走神経として腹部内臓などに分布しています。脳幹は大脳の支配を受けているので、副交感神経は大脳と密接にかかわっているのです。顔の筋肉が、無意識に動いたり意志によっても動かすことができるのは、脳の支配を受ける神経と、支配を受けない神経が一緒に走っているからなのです。

このように、感覚は内臓の感覚とリンクしています。
すなわち、感覚を呼び起こすことで内臓の感情も豊かになるということ。
一般の方のセルフケアは、強くアタックすることよりも、軽く触れたり動かしたりするほうがより効果的です。

是非、セルフケアを楽しんでくださいね。

★追記
血圧を下げたい方、血糖値を下げたい方へ
 ⇒ ニベアにマグネシウムの粉を混ぜて、足裏にぬってみてください。
   気になる数値があっという間に改善されますよ。

簡単なことから初めて、毎日の日課になるような習慣を身に着けられるといいですね。まうは21日続けることが、継続できるポイントのようですよ。
お試しあれ!

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