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私の「お産」~なんでこんなにもお産愛なのカナ~

「お産」にどうして重きを置きているのか、

「どう産むかはどう生きるか」だと感じているから。

お産は、人生の縮図

十月十日の280日で繰り広げられる
短編ドキュメンタリー

そして、短編なのに、ジェットコースターのように
急カーブ、急降下、急上昇ありの富士急アトラクション並みの内容の濃さ

考えるだけで目まぐるしい。

そして、その280日が明けてやってくる、
育児という新たな人生の始まり

子を一人産み出すというだけで人生が変わる

考えるだけで眩暈がするかもしれないけれど、
それはヒトに授けられた素晴らしいものだと思っている。

生まれて数時間後から一人で立って歩き出す動物もいるのに、
ヒトは生まれてから5年程は親の存在がないと生きていけない

一人でものを食べられるようになるまで、
一人でお尻を拭けるようになるまで、
動物の中で群を抜いて〝お世話〟という手がかかる

一番進化しているように見えて、
その始まりはなんともゆっくり。

ただ私はそこに、愛を感じる。

神様があえて与えてるかのように思う。

巧妙な事を成し遂げるのには時間を要す
と言われてるかのようで。

愛を見落としがちな人間に対して、その期間で愛を存分に感じ与え、与えられるよう仕向けている気がする。

神話の始まり、この世の始まり、地球の始まり、
今この瞬間まで永らえてきた繋がり‥
全て愛と生み出すことから始められてきた。

生み出さなくなれば、ヒトが絶滅する
ヒトが創るこの美しい世界もなかったことになる
私という存在が生きた証がなくなる
私の子孫が苦しくもこの美しいこの地球・日本、人生を謳歌することができもしない世の中がくることに
私はすごく切なさや憤りを感じる。

私が生まれてきてよかったと常々思うから。

しんどくて辛いこともあるけど、なんだかんだ、この人生最高に愛で、最高に美しくて、最高に楽しい!

父と母が結ばれ、私を生み育ててくれたことにとっても感謝しているから。

父と母が私という存在を大切に生かしてくれたことが奇跡のように思うから。

祖父母が結ばれ、父と母を生み育ててくれたことにとても感謝してるから。

…そうやってご先祖様が繋げてくれてできたワタシだから。

私もそうやって、命の繋がりの中で生きていきたい。

私から繋がる子孫にも、最高のカタチで繋ぎたい。

子孫だけでなく、日本の、世界の人に。

一つの家族の幸せから、世界の平和のために。





現実世界に落とし込んでお話すると、

父と母は私たち兄弟を大きな愛で育ててくれました

近代化が進み、女性が働きに出るのが当たり前の世の中、子育てがしづらく、産後うつや虐待の割合が年々多くなる日本では、

そのことすら奇跡のように思うんです。

母は若くして私を産んだので、
よく、「子どもが子どもを産んだよね!でも、子どもが親にしてくれたんだよ。」と言います。

そこに想いを馳せると、母を支える周りのあたたかい力を感じる。

ものすごい深くて大きな愛も。

それを感じることができてるのは、ご先祖様たちがずーっとずーっと命という愛を繋げてきてくれたから。

生まれてくること、生まれてきてからも大人に育つまで、今よりも困難だった時代、
子どもの命が今よりももっと軽くて、私たちも動物のように強く生きていけない子は捨てていた、捨て子なんて当たり前だった時代もある。

でもどうにかこうにか、私まで繋がっている。

その奇跡と愛をこれからも繋げていきたい。

それが私の力を最大限無理せずニュートラルで体現できるのが、「十月十日」・「お産」デス。

2022.10.1

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