私も、ジュースを背負い、掃除に参ります
四国歩きお遍路・景子ちゃんの接待所、開設4年目になりました。江戸時代の遍路道、歩いて登るしかない山中(香川県五色台19丁)にあります。お遍路さん、世話人の方々の思いにホロリ…。
絵本「6さいのおよめさん」と自由帳が置いてあります。
「景子ちゃんの御接待 有難くいただきました。山道を歩き、疲れた時の御接待、心が温まります。生かされている、支えられている、心から御礼を申し上げます」。「ぼくは引きこもりです。お遍路で一番感動しました。こんな小さな景子ちゃんが、がんばっている。ぼくも生きよう」
接待所は、地元世話人の方々の「喜捨の手弁当」です。リュックに背負いジュースを補充、清掃…。昨日のメッセージです。
「雨が降る前に飲み物を充填しようと十九丁に。雨の降る中、お遍路さんの気持ちを想像しながら歩いて行くと、想像以上の光景が。ゴミ箱の隣には別の白い袋が置かれ、ジュース保管用のケースがゴミ箱に変貌。ゴミは自宅に持ち帰りました。燃えるゴミ袋からは弁当箱といったプラとバナナやみかんといった燃えるゴミとに分別。缶やペットボトルは中を水洗いした後、袋に詰め直し、家庭用ゴミとして出す準備が完了しました。些細な出来事の中に、未来を整えるきっかけがあるように思います」
私は、愛知にいて何もできずに本当に申し訳ない限りです。自宅近くのゴミステーションを一人で清掃しています。2月、「いのちの授業」で香川に参ります。缶ジュースを背負い、ゴミ袋を持って参ります。
景子ちゃんの接待所の願いは、「お遍路の結願」「いのちを大切に」「病気や障がいの子どもへの支援」です。みんなの「いのちへの思い」=祈りが届きますように。合掌。