いのちびとメルマガ（117号）

『サンタさん、ありがとう』
（いのちびと2021.3号より）
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　ある年の十二月、小学生のお母さんからお便りが届きました。
「娘が、学校で『いのちの授業』を聴かせてもらいました。『みんなが、いのちを大切にしてほしいから、私へのプレゼントは景子ちゃんの会に寄付して』と言ってくれました」
　娘さんのクリスマスカートも同封されています。「メリークリスマス。けいこちゃん、天国でも元気でね」

　今、娘さんは中学生です。
　なんと、十二月に、その中学校で「いのちの授業」をしたのです。また、娘さんからクリスマスカートが届きました。

「コロナで町のにぎわいもなく、さびしいクリスマスですね。でも、今年も家族といつもと変わらないクリスマスをすごせたことは幸せなんだなと、景子ちゃんのことを思い出して感じました。景子ちゃんの会に寄付させてください」
　お母さんのお手紙は同封されていません、娘さんひとりで書いてくれていました。クリスマスカードは、景子の仏壇にお供えしました。

　私も、絵本「６さいのおよめさん」とクリスマスカードをお届けしました。
「メリークリスマス。〇〇サンタさん、ありがとう。みんなでクリスマス、良かったですね。優しい〇〇さんに、幸せがいっぱい届きますように。景子より」

　優しい心が育つとき、いのちも輝き、幸せもいっぱいです。
　メリークリスマス、みんなが幸せになりますように。

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メルマガは、週2回＆2テーマでお届けいたします。
・月曜日頃＝「いのちの授業」あの日から（鈴木中人の体験を拙著等から抜粋）
・木曜日頃＝いのちびとメルマガ（いのちに向き合う人の思いなどを会報「いのちびと」より紹介）
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