見出し画像

教えること、学ばすこと、どっちが好き?どっちも教員

勤務校では、来年度から新カリキュラムがはじまります。「主体的で対話的で深い学び」を実現するために、時間割や科目の内容を考えているところです。

社会の変化に応じて

私たちは、社会的な生き物です。

縄文時代は、狩や食物採取が得意な人が有利でした。弥生時代は、農作業が得意だったり、こよみを読める人が有利でした。工業化社会になると、みんなと同じペースで作業できる人が重宝されました。

このように、社会の変化に応じて、スキルのニーズも変わってきます。

1980年代生まれの私が受けた教育は、工業化社会に必要なスキルを身につけるためのものでした。教えられたこと、指示されたことを適確にこなせば良しとされていました。

令和の日本は、情報化社会です。あふれる情報の中から、自分が必要なものを取捨選択する能力や、課題を見つけ解決するスキルが求められています。

教えるから学ばすへ

私の授業は、教えるの要素が強いです。通信制なので、授業時数が限られているので、やむおえずそうなっています。あと、ぶっちゃけると教える方が楽です。自分が受けてきた教育をそのままスライドするだけだから。でも、このままじゃダメだと言う思いもあって、モヤモヤしながら勤務していました。

育休中に学べるだけ学び倒して、復帰後は、学ばすに挑戦します。新カリキュラムでは、通信制やからと自分に言い訳するのをやめます。私たち大人が、課題解決に取り組むことを楽しまなきゃなぁと。

困難なことは、自分が成長するための燃料

生徒たちは、受け身の授業の方が喜んでくれます。でも本当にそれでいいのかな?って問いかけます。私の自己満足にならないよう、生徒を巻き込みながら、少しずつ教えるから学ばすへ変えていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?