見出し画像

#8 サクラの母のリアル

今回の記事は、母としての目線の記録をそのままつづっております。もし、感情移入しやすい方や、過去の経験を思い出したくない方に関しては、読まない方が良い記事かもしれません。ただ、母として、想いを記録することで気持ちの整理ができている。と言って、少しずつ前を向いています。

<退院後>

夜になり、ツクシとタンポポのいつもの寝顔をみると、涙が止まらない。
2人のように元気に、健康に産んであげられなかった。
サクラに、ただただごめんねって。


チチは、「今も頑張ってる、生きようとしてるサクラに、なんで『ごめんね』なの?」って言った。
たしかにそうだと思った。本当にそうだと思った。
私は現実を受け止められずに、泣いてばかり。


チチは、サクラから教えてもらったこと、私にも伝えてくれる。すごい。
サクラが産まれてすぐ手術、入院して、こうなって、夫婦2人でしっかり共有していこうって。約束もした。その約束にとても支えられている。


チチがとてもいい言葉を言った。
生まれた時はみんなゼロ。
できないことを見るんじゃなくて、引き算じゃなくて、足し算でみていこう。これからサクラに起こるいろんな可能性を頭に入れて。
生命のたし算。すごくすごく救われたことば。

<次の日>

ツクシやタンポポとの何でもない日常。
細かいこと全部全部が、とてつもなく幸せで、この瞬間全部が何ひとつ当たり前じゃないことなんだって、知った。


サクラは産まれてすぐに、たくさんのことを教えてくれてる。
私が母として未熟で、そこにたくさんの気づきをくれる。
今まで何でもなかったことが、本当にきらきらして、宝物のようにみえて、幸せだって思える。
サクラが、世界を変えてくれている。

<また、次の日>

今日は暖かい。
一緒にこのおひさまに当たりたかったね。
無意識に、ごめんねが出てくる。
それでも、病室で今も頑張ってるサクラ。


あなたを思ったら、ごめんねはやっぱり違うよね。
ありがとう。