甲板から聞こえる、下卑た声。

「俺達は、女王陛下にお許しを頂いた私掠船よ。大人しく積荷をよこしな」

このままでは、密航がバレる。

「シャルロッテ」
「なんでちか?」
「あたしはマリカ。一緒にオバケになって、悪い奴らをとっちめてみない?」
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夢を渡る小説家イーノ
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