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しんどいだけの3ヶ月じゃなかったならいいけど

緊急事態宣言が全面解除されて、僕が住む神奈川県も来週から学校が始まる。分散登校からスタートするようだ。なにより。

緊急事態宣言は1ヶ月半続いたが、子供たちの休校は3月から3ヶ月続いた。2月28日の金曜日に突然休校が決まり、その週末に書いたnoteがペーパークラフトの記事だった。「絶対、来週から時間の使い方に困る」と思って早起きして書いた。

このnote、「今週最も多く読まれたnoteのひとつ」として、未だに毎週通知がくる。公開からのページビュー(PV)は32万を超えた。それだけ困っていた親御さんが多いのだろう。少しでもお役に立てたのならよかった。

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子供たちにとって、学校に行かなかった3ヶ月はどんな休みより長い。もう一生こんなことはない(と思いたい)。

そうなると、今後の人生において何度も話題にのぼるだろうと思う。

大人になってから居酒屋で「あのとき何やってた?」って話になるだろう。令和が終わるとき、振り返り特番を見て「そういえばあのとき……」って思い出すかもしれない。「お父さんが小学生のとき、コロナウイルスっていう病気が流行って……」と子供(僕にとっての孫)に話すときだってくるかも。

そのとき「あれは本当にしんどかった」と語るのか、「それはそれで楽しかった」と語るのかわからない。

でも、しんどいだけの3ヶ月じゃなかったならいいなぁと思う。世間からは3密を避けていたけど、家族みんなが最も「密」な時間を過ごしていたから。なにかしらポジティブな思い出が残っていたらいいし、「あのとき一緒に乗り越えたね」と将来笑いあいたい。そのためにも第2波が来ませんように。

「そういえば親父、ティッシュの箱から万国旗出していたな」とか思い出すかもしれないけど、それはそれでいいか。

この動画、ティッシュの箱を押さえているのは息子で、万国旗を引っ張っているのは娘。実は親子合作。

このあと廊下に10mの万国旗を張り巡らせて「運動会みたい!」とはしゃいだ。

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