新たな扉を開ける鍵は、紛れもない好奇心だった。 / innovationGO大賞を受賞した、あいぴょんのその後 #Season2
みなさん、こんにちは。
運営チームのしばゆきです。
突然ですが、innovationGO FESで決まる「innovationGO大賞」をご存知でしょうか?
innovationGO大賞は、その年のinnovationGO FESのU-18のプレゼンに対して、最も共感・納得・応援を集めたイノベーションに贈られる賞です。
具体的には、FES参加者が一人一票をもち、3つの審査項目を踏まえて投票。最も多く投票を得たU-18が受賞するというもの。
大賞に輝くと、素敵な賞品が贈られます。
それは、受賞者の「やってみたい!」を実現するためのinnovationGOチームのサポートです!
プロダクトづくり、クリエイティブづくり、コネクションづくり、クラウドファンディングづくり、などなど。innovationGOチームが受賞者のやってみたい!を、約1年かけて全力でサポートします。
この記事は、Season2でinnovationGO大賞受賞者のあいぴょんが、「大賞を受賞したその後」をテーマに書いてくれました。
innovationGO FIND・MAKE・FES、そして、その先のinnovationGO大賞を受賞すると、どんなワクワクが待っているのか?
あいぴょんの文章、ぜひご覧ください!
■ 大賞を受賞したあいぴょんです!
はじめまして、あいぴょんです!
わたしは、Season2のinnovationGO大賞を受賞しました。今回の記事では、innovationGO大賞を受賞するまでと受賞後の過程、そこで得た気づきについて書いていきます。
まずは簡単な自己紹介です!
わたしは法学を勉強している大学1年生で、お笑いが大好きです!
(innovationGOに参加した)当時は高校3年生で、「残された高校生活の期間で新たな挑戦をしたい!」と思っていたわたしは、innovationGOを見つけて思い切って参加することにしました。
正直なところ、最初は「イノベーション」にピンときていなかったし、なんとなく自分には向いていないと思っていました。
けれど、今ではすっかりイノベーションのおもしろさの虜に・・・?!
プログラムに参加するうちにのめり込んで、もっと知りたい!と思うようになりました。
■ パッションフルーツ×絵本!?
わたしはSeason2 MAKEコースに参加し、FESでアイデアを発表をしました!
そのアイデアとは、「多くの人がパッションフルーツの魅力に気づく」ためのお土産というもの。
パッションフルーツを選んだきっかけは、沖縄県糸満のパッションフルーツ農家の野原さんのフィールドワーク動画を見たことです。
農家の方と関わりのなかったわたしにとって、農園の映像や野原さんのお話はとても新鮮でした。それと同時に、初めてパッションフルーツを食べて美味しかった時の記憶が思い起こされ、テーマを決めました。
FESでの発表に至るまで、パッションフルーツがどのくらいの人に知られているか、アンケートをとったり、既製品を調べるチャレンジをしました。
それらの調査をもとに、アイデアを詰めていき、自分なりに試作品を作成。
アイデア名は、”Passion” for you
多くの人がパッションフルーツの魅力に気づく未来をつくりたい、そんな思いでアイデアを考えました。
このように書くと、スラスラとアイデアが完成したかのように見えるかもしれません。
ですが、実際はかなり時間をかけて調べたり、悩んだりしました。何時間も、何日も、じっくりと…。
その過程で、大学生メンターや他のU-18と話してアドバイスをもらうこともありました。そして徐々に、自分の頭の中だけでは得られなかった新たな視点や気づきが得られるのです。
試行錯誤を重ねるこの期間こそ「イノベーション」の醍醐味!
そして、12月26日のinnovationGO FES当日。
「あいぴょんさん、大賞受賞おめでとうございます!!」
こうして、わたしはinnovationGO大賞を受賞することができました。
■ 冒険の再スタート
大賞受賞後、1月〜5月はアイデアの実現に向けたミーティングを繰り返しました。
沖縄県糸満でパッションフルーツをつくられるローカル・プレイヤーの野原さん、そして、沖縄糸満の案内をしてくださったナビゲーターの上間さん、そしてinnovationGO運営チームの皆さんと一緒にアイデアを深める議論を重ねながら、パッションフルーツの収穫時期となる5月に沖縄へ行くことを決め、それに向けての準備も進めていきました。
「『知らない人に知ってもらう』だけでは価値観の変化にならない」
これが、ミーティングの中で最も印象に残ったアドバイスです。
製品を手にとってくれるどのような人が、どのような気づきを得て、価値観・行動・習慣にどのような影響を与えるのか、FESの時よりももっと深く向き合うようになりました。
「沖縄訪問」を1つの到達点として話し合いを進め、毎回のミーティングごとにワクワクが上昇するのを実感しました。
■ はいさーい!沖縄!
来たる5月中旬。
パッションフルーツの収穫時期に合わせて、いざ沖縄へ!!
現地で、野原さん、上間さんと合流し、
・野原さんへのインタビュー
・パッションフルーツ農園見学
・パッションフルーツを使ったジャム作り
・パッションフルーツとパッションフルーツジャムの試食
・ファーマーズマーケット見学
・国際通りなどの観光
などをしました。本当に楽しかったなぁ…!!
「パッションフルーツそのものの魅力を伝えたい!!」
これが、沖縄訪問してパッションフルーツについて考え続けた結果、再認識したことです。
カット前のパッションフルーツから漂う香り
カット後に果肉を混ぜる感覚
食べた時の種のザクザク感や甘みと酸味のバランス
1個のパッションフルーツをそのまま食べることでしか感じられない良さが、たくさんあることに気づきました。
もうひとつ、沖縄訪問全体を通して感じたことは、
「オンラインでつながって、オフラインで会うこと」に対する特別感です。
訪問中、オフラインで会うことの良さを終始感じていました。
その理由は、オンラインでミーティングを重ねてつながりができていたからこそ、現地での「オフラインの体験」を最大化できたからだと思っています。
オンラインで築かれていた関係性が、オフラインで、同じ場所や体験を共有することを介して、さらに深まっていくことを感じました。
■ まだまだ、パッション。
innovationGO大賞のサポートは、受賞後約1年間ということで、現在ちょうど中間地点にいます。
沖縄訪問で感じたことを踏まえ、話し合いを重ねながら、絵本の内容などをこれから少しずつ明確にしていくことになります。
高校3年生の時、「残された高校生活の期間で新たな挑戦をしたい!」と自分の好奇心を大切にして行動していなかったら、パッションフルーツについてとことん向き合うことも、素敵な人たちとのつながりもできてませんでした。
大賞を受賞して半年の間、「やってみたい!」を実現するために活動してきたわたしの大きな気づき、それは新たな扉を開ける鍵は、紛れもない好奇心だった、ということです。
残りの半年、次なる扉を開けるために、自分の好奇心に常に従順でありながら進んでいきたいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
これからも、わたしの「やってみたい!」実現の冒険は続きます。
あいぴょん
あいぴょんが体験したinnovationGO大賞を受賞したその後の活動、そこで得た気づき。いかがでしたか。
そして、大賞者であるあいぴょんから、これからのinnovationGOへの参加を考えているU-18へメッセージもいただきました!
ステキなメッセージ、ありがとう!
この記事を読んで、innovationGO大賞を受賞した先にあるワクワクを知り、プログラムに参加してみたい!あいぴょんのさらなる冒険の応援をしたい!という気持ちになったら嬉しいです。
あいぴょんさんの「やってみたい!」実現の冒険はまだ続くので、続報が入り次第、またご紹介できればと思います!
今後のあいぴょんの「やってみたい!」実現の冒険も、乞うご期待!
しばゆき
innovationGO Seasons 特設WEBはこちら!