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灯台下暗し、と知ってても(なるる/4)

僕は、今どこに立っているのか。

そんなことを知るために、一ヶ月ちょっとかかった。

責任をもって仕事をすることを、僕は甘く見てたのかもしれない。

というのも、僕は今SNSで新規プログラム「innovationGO」の広報を担当している。innovationGOとは、U-18向け学びのオンラインプログラム。日本全国を一周しながら、イノベーションにチャレンジするのだ。

しかし、その仕事、工数はかかっているのにもかかわらず、なかなか進まない。そんな状況があった。

僕は、悩んでもいたし、焦ってもいた。そんな中で、徐々にやる気を失いつつあった。

つまらない仕事なんてない

こないだ、社内の本棚から借りた本に書いてあった言葉。

読んだ瞬間にハッとした。

「つまらないと思ってる自分が一番、つまらんやつなんだ」。

あのとき、本気で考えたか?

仕事を「自分ごと」にしていたか?

僕たちは、大学生なのでターゲットとなる高校生や大学生と同じような感性や感覚を抱いている。そういうアドバンテージがあるのにも関わらず、自分がきちんと仕事に向き合いきれていないところをすごく反省した。

仕事に向き合う意識を少し変えるだけで、結果は大きく変わる。その少しの意識は、少しだからこそ難しい。でも、やらんと始まらん。

一ヶ月とちょっとの経験で、すこし周りが見えてきたみたいだ。あとは、そこでなにができるか。

僕は、今どこに立っているのか。

僕は、今最高のチームと熱いプログラムをつくる場に立っている。


なるる


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