シニアになって働く意味を考える⑳ ~最後の昭和の経理マン、AIに置き換え寸前~
経理マン約40年のプロ、不況にも強し
Bさん(61歳2023年時点)は、1985年大卒でハイテク企業の地方工場に経理マンとして入社する。実績を積み上げ2009年に単身赴任で東京本社へ異動し、順調に仕事満足度を上昇させていった。リーマンショック前後から会社は何度もリストラを繰り返すようになり、ボーナスゼロの年があったことをきっかけに東京で転職活動を行う。プロの経理マンとしてのキャリアを武器に2社から内定をもらう。50歳(2013年)だった。
東京都で単身赴任も今年で14年