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【話題の音楽マンガ】『ふつうの軽音部』〜青春と音楽が響き合う瞬間〜



こんにちは!今日は、音楽好きにはたまらない話題の新連載、『ふつうの軽音部』をご紹介します。

この作品はクワハリさんが原作、出内テツオさんが作画を担当する青春音楽漫画で、軽音部を舞台にした学生たちの日常が生き生きと描かれています。

あらすじ

物語は、平凡な高校生活を送る主人公が「軽音部」に入部するところから始まります。
最初は特に音楽に強い情熱があるわけでもない彼ですが、部活で出会った個性豊かなメンバーと一緒に過ごすうちに、次第に音楽の魅力に引き込まれていきます。

バンドメンバーそれぞれが抱える悩みや葛藤、成長の過程が描かれており、音楽活動を通して絆が深まっていく様子が青春らしいエネルギーで溢れています。
普通の高校生が音楽に出会い、少しずつ「特別」なものを見つけていく姿には、共感を呼び起こされる人も多いのではないでしょうか。


正直、女子高生の軽音部がテーマという設定には少し飽き飽きしていて、最初は全く興味が湧きませんでした。青春ものや部活ものとして、よくあるパターンに感じてしまっていたのかもしれません。

でも、ある日、YouTubeで偶然お気に入りのギタリストがこの作品を紹介しているのを見て、軽い気持ちで読み始めてみたんです。そうしたら、予想以上に引き込まれて、気がつけばすっかりハマってしまっていました。


この漫画はただの軽音部ものとは一味違って、バンドや音楽に対する情熱やキャラクターたちの成長がリアルに描かれているんです。

音楽好きにとっては、劇中に登場する曲や演奏シーンがたまらなく魅力的で、つい共感してしまう部分も多くありました。音楽を通じて紡がれる青春の物語が、自分の中で新しい発見を与えてくれたように感じています。


魅力的なキャラクターたち

『ふつうの軽音部』には、音楽やバンドに関心を抱きつつも、初めはどこか「普通」な高校生たちが登場します。しかし、彼らが音楽と向き合い、仲間たちとともに挑戦する中で、個々のキャラクターが持つ独自の輝きが浮かび上がります。

バンドメンバーとしての成長や友情が丁寧に描かれており、誰もがどこかに共感できる部分を見つけられることでしょう。

音楽シーンとリアルな描写

『ふつうの軽音部』の魅力は、何と言っても音楽シーンのリアルな描写です。ギターやベースの演奏シーン、ライブの熱気などがしっかりと描き込まれており、まるで自分がステージ上に立っているかのような臨場感を味わうことができます。

出内テツオさんの丁寧な作画が、音楽の持つ力強さや楽しさを一層引き立てています。

また、バンド活動を通しての成長や人間ドラマが描かれており、音楽ファンだけでなく青春ストーリーが好きな人にもぜひ読んでほしい作品です。



『ふつうの軽音部』の劇中歌は、マニアックでオルタナ寄りの選曲が際立っていますね。RADWIMPSや銀杏BOYZ、ASIAN KUNG-FU GENERATION、クリープハイプなど、バンド好きにはたまらない曲ばかりが揃っており、作品にリアルな深みを与えています。


例えば、RADWIMPSの「おしゃかしゃま」は、項希が試奏するシーンで登場し、キャラクターの繊細でエネルギッシュな面が伝わってきます。
また、銀杏BOYZの「あいどんわなだい」や「援助交際」も使用され、「性的カスタマーズ」のライブシーンを通じて、校内ライブのリアルな熱気や若者の情熱が鮮明に描かれます。


さらに、ちひろの練習曲としてASIAN KUNG-FU GENERATIONの「ソラニン」が登場し、思わず心に響く青春の葛藤が見事に表現されています。
また、King GnuやBUMP OF CHICKEN、そしてスピッツの「スピカ」など、邦ロックの名曲が並ぶことで、青春の甘酸っぱさや切なさも増幅されています。


このように、曲ごとにキャラクターの個性や心情が映し出される選曲は、物語をより奥深く、音楽と青春がシンクロする作品の魅力を引き立てています。

everything is my guitar


理由なき反抗(The Rebel Age)


まとめ

『ふつうの軽音部』は、音楽と青春が交錯するストーリーで、日々の中で少しずつ輝きを増していく「普通の高校生」たちの姿を追いかける作品です。

彼らの成長や音楽への情熱を通して、私たちも青春のあの瞬間を追体験することができるかもしれません。

現在、『少年ジャンプ+』で連載中なので、毎週更新されるエピソードを楽しみに待ちながら、一緒に彼らの成長を応援してみてください!


音楽と青春をテーマにした物語に心が躍る人も多いのではないでしょうか?

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