精神と時の出版ゼミ
新年一発目は、オールナイトで遊びました。昨日noteに「終電まで」と書いたけど、全然終電じゃなかった。家についたのは朝の8時で、速攻で寝て、今起きた。体調グダグダだけどnote書く。
昨日、書き続ける人(ライターさんとか)ってすごいなって話になった。ある年間300万のコーチング塾では毎日100文字の日記を書く課題があるらしいけど、書けない人がたくさんいるらしい。理由は家では、子どものご飯を作らなければならないとか、他の仕事の用意があるとか。
↑ここまで書いて221文字で大体20秒くらい。これが書くことに耐性がない人には大きなハードルなんだってことを知って少しびっくりした。
だからこそ、ものすごく小さな行動の継続が大切なんだと思った。0.1歩の継続で、チカラがつく。自分の頭の中にある言葉を書き続けるだけ、何を伝えようとか、誰に読んでほしいとかの「設定」もなしでただひたすら書くだけ。それを続けた先に、書き続けられる人の世界が待っているんだと思った。
昨日、すばる舎の上江洲編集長に「今日から毎日1,500文字の原稿書いて送ります!」って宣言した。これまでもトータルで10万文字以上の原稿は送ったし、見出し2,000本ノックもやったし、こなすべきやつは全部こなしてきた。でももうひとこえ、やってみようと思った。
書くことは元々好きだっていうのもあるけど、続けられるのは、誰かがいるから。出版では上江洲さんや、同期の仲間とか、学長のタカトモさんとか。後は、本を手にしてくれる未来の読者さんとか。
担当の上江洲さんをおれはメチャクチャリスペクトしまくってる。上江洲さんはマジでヤバい。メチャクチャ柔軟でクレイジーな人。上江洲さんとの信頼関係をメチャクチャ大事にしてる。出版が決まって悶絶しまくってるけど、一方でなんか部活みたいな共同作業がこれまた楽しい。続けることには「誰かの存在」はやっぱりでかい。
「どう続けるか?継続するか?」って点においては、あとは、精神と時の部屋に入ることかな。圧倒的な量をこなして単純に実力をつける、それが自分の普通にするってこと。おれの場合は去年の11月から5ヶ月ほど、この精神と時の部屋に入った。
ちなみに、出版ゼミだから目的は出版することだったけど、出版すること以上に価値あるものを手にした。それは「一生付き合える仲間との出会い」と、「究極にもがきまくった思い出」だった。
60万(今は80万)も払ってなんでこんな苦しい思いしてんだって当時は割と頻繁に思ってた。そのくらいゼミの課題はキツかった。作業量もそうだけど考えることで死にそうになった。途中で「人さまに披露できる実績はなんだ?」と自分に問いをかけたら、ビジネス的な成果とかより〝18歳の頃、歌舞伎町で1万人ナンパしたこと〟って答えがかえってきたとき、「お前(おれ)、本書くのやめろ」って思った笑
必死こいて自分を癒やして、同期のみんなからも癒やされながら頑張ってたけど、今度は専門性がなさすぎて悶絶した。「プロデューサー」て肩書が邪魔すぎて、曖昧模糊しすぎて、そこから自分が何を伝えられるのか、どう見られるのかとか考えすぎて、泣きそうになって苦肉の策で「専門性のない僕が成功した37の法則」とタイトルだけ考えて、企画書書いてたら、またナンパのことばっかり頭の中から浮かんできて「たいしたことなさすぎの人生、ほんとお疲れさまでした」って気分になってまたおちた。
結局、編集者10人の前でプレゼンする当日まで何も明確にならず、そして予想通り誰からも手が上がらず、自分としては派手に、周りからしたら地味に大敗した(誰からも手が上がらないという快挙は37人中、おれともう一人だけだった)。
と思ったら、結局ゼミ生37名の中で一番最初に決まった。プレゼン大会が終わって5日目のことだった。
結局プレゼン大会は完全敗北したけど、場所をかえて、環境をかえてチカラを発揮できた。どんな思いで生きてるか、どんな過去を持ってるか、どんな世界を作りたいかを、プレゼンとかじゃなく、ただ本音で腹の底からでてくる言葉を加工せず、上江洲さんに話した。そしたら「よし、やりましょう!」と言われた。最初、「へ?」って言ってしまった。
「え?出版決まりですか?」
「はい、ぜひ一緒にやりましょう。」
「マジ!?やった!ありがとうございます!!よっしゃ!!!」
「池袋ルノアールの奇跡」と呼んでるこのエピソードは、これから先、講演とかで話す機会が増えた時、鉄板ネタとして使おうと思ってる。
酒が抜けてなさすぎて何を書いてたのかわかんなくなってきたのでそろそろ締めるw たしか小さな行動が大事だよってことを書きたかったけど、いつの間にか、ブックオリティの紹介になった。ま、いっか。
とりあえず本音で言いたいのは、ブックオリティ学長のタカトモさんは最高だってことだ。タカトモさんはマジでヤバい。これは自信を持って言える。人間的にも抜群、本のことになると目の色が変わってちょっと怖い。そして本以外になるとだいぶ抜けてて隙だらけ。なのでメチャクチャ愛されるし信頼できる。かっこいい人だ。
おそらくこれまで絶望的な時間と作業量を本に捧げてこられたんだろうなって、出版ゼミ初日に思った。だからふるい落とされないように(まあそんなことはぜったいにないけど)、最後までやり続けられた。それは目の前に本物(タカトモさん)がいたからです。
あー、ゼミのこと思い出したらさらに気分が悪くなってきたwww今日、原稿含めてあと2万文字くらい書くやつあるのにw
ゼミ4期生を目指す人がもしこのnoteを見てたとしたら、一期生の僕から一言エールを送ります。
つらいよ、ブックオリティ。でもね、最高だよ、ブックオリティ。