見出し画像

人間は忘れる生き物

先日、akippa株式会社の金谷元気社長の講演を拝聴しました。

提供されているのは、空きスペースを駐車場にして、駐車場を探している人とマッチングするサービス。

「なくてはならぬサービスを開発する」という理念が先にあって、200個の困り事を書き出して、その中から生まれたそうです。

最後に未来に向けてのビジョンもお伝えしていただき、大変な学びと刺激をいただきました。

そんなエネルギーたっぷりの金谷社長の話を聞いていた私のメンタルはというと。

どうも最近、自分自身のエネルギーというか、未来に進む力が弱まっていると感じていました。

研修とメンタリングをメインサービスにしていて、代表者がメンタル弱くてどうなの?と1人で突っ込んでしまうほど。

このサービスがスタートして5年目。
おかげさまで事業そのものはいい感じ。いい感じなんですが、いい感じ止まり。

女性から「あの人いい人なんだけどね」と言われて、
それ以上にはなれない男。そんな感じです。

言語化が難しいですが、うにうにする感じ。
なんだか、突き抜けない。
同じところをぐるぐるしている。

ここから抜けるためには決断と行動しかない。
頭では分かっているが、一歩が踏み出せない。

そんな状況でした。

私は弱い。

改めて痛感しました。

弱いからこそ努力をするしかありません。
しかし、その努力をすることすら弱いから忘れてしまいます。

じゃあ、いつ思い出すのか?というと、人と話したり、本を読んだり、映画を見たりといった、何かしらのインプットや体験をすると、刺激をもらいます。

刺激をもらうと、それなりにテンションが上がって、ちょっとは行動するわけです。

しかし、それはあらゆる理由をつけて風化します。

そして、忘れた頃にまた刺激をもらう体験があって、ああ、そういえば以前にも同じような感情になったなと、若干の自己嫌悪と共にまたちょっとだけ行動します。

そして、また忘れて。

なんとか自発的に動けないものか?と試行錯誤してきましたが、どうやら無理です。

忘れる以前に弱いのです。
今書いていて思いましたが、これを繰り返していくうちに、いつの間にか自己不信に陥るのではないでしょうか。
表面上は、やるぞ!と思っても、意識の深いところで、どうせまた忘れる。と。

だからこそ、これは気合と根性で乗り越えるのではなく、仕組み化が大事だと思いました。

定期的に刺激が入るようなスケジューリングを先にしてしまう。
まさに、経営者の勉強会などにはそういう意味づけもあるわけです。

じゃあ、毎日その刺激があったら?と想像しますが、それはそれできっと人は慣れてしまうのだと思います。

非日常的刺激:交流会、研修、スポーツ観戦、メンターとの対話、
       映画館でみる映画など
日常的刺激:書籍、テレビ、いい言葉とかのショート動画など

やはり、場の力というか、五感を揺さぶる体験が大事かもしれませんね。

刺激を仕組み化する。

来年はそんな計画を立ててみようと思います。

皆さんはどんな刺激で前に進んでいますか?


金谷社長の著書
番狂わせの起業法 単行本(ソフトカバー)
https://amzn.asia/d/egGXPBI

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?