生きづらさは違和感を見逃さないから。鋭い洞察力と感受性【賜物図鑑】
賜物（才能・個性・強み・ギフテッド）のシンボル化
みなさまの天与の才能や特性をご紹介する
【賜物図鑑】シリーズ。
Kentoが提供中の個別面談メニュー
「使命段階レポート」「賜物解読」にて
お話を伺い、解き明かしてお届けした、
来談者さんの本質的な個性や
魂（1人の個としての心の本質）、
天与の才能や特別な資質（賜物）を
図鑑形式で紹介させていただいています。
Symbol of Giftedness
「鷹匠（たかじょう）」
仕える主人は、己を律する正義と真実
賜物図鑑の情報からは、来談者さんの個人情報の漏洩が起きないように配慮しています。
＜キーワード＞
信じる道徳、正義、真実に従う
調和を乱すエゴを狩る
鋭い眼光／眼力
目を光らせる
違和感を見逃さない
自分を律する
相手の立場に立って物事を考える
思い通りにいかないものと向き合い、信頼関係を作る
精神的支柱としてのリーダーシップ
『鷹を主人だと思って仕えなさい』
＜強み／活用の方法＞
鷹は、自分が信じるもの。
自分を律する道徳、教え、正義、真実、良心
の象徴。
内に強い正義感や信念を抱き、
秩序や調和を乱す未熟なエゴ（身勝手さ）を
眼力と存在感で制する。
相手の立場に立って物事を考える、
客観的・メタ認知的視点を併せ持つ。
思い通りにいかない苦しい場面や
葛藤のときに、頼りにされやすい。
＜弱み／活かせない時＞
強い正義感は、
無秩序や自分勝手（エゴ）からは嫌われる。
心の弱さを見透かされた者たちが、
恐れをなして威嚇・攻撃してくることがある。
己の信念に従い、
自らを律して鍛える必要がある。
自分の中に後ろめたいものがあれば、
ナメられる。
人のエゴ、醜い心、見たくない悪い一面を
見続けて、精神的ストレスになることがある。
＜解説／編集後記＞
鷹匠（たかじょう）というお仕事
鷹を飼い慣らして山野に放ち、
害鳥を駆除したり、狩猟を行ったりする職業を
「鷹匠（たかじょう）」と呼びます。
たとえば、害鳥駆除の場合。
猛禽類のワシ、タカ、ハヤブサを訓練して、
一定期間、同じエリアに飛ばすことで、
他の鳥たちは「食べられちゃうかも」と恐れ
巣を作るのを止めたり、別の場所へ逃げ去る
のだそうです。
自然の営み、弱肉強食のルールを活用した
駆除方法ですね。
自分が信じる正義や信念の象徴
この鷹匠のシンボルが示す「鷹」は、
この賜物（ギフテッド）の持ち主の
信念や正義、良心などの象徴です。
心の内側に鷹を飼っていて、
信じる正義や真実、教えに従って
動いているイメージですね。
とある流派の鷹匠さんのお話によると、
鷹は、神の化身。
鷹を尊ぶ心を学び、
『鷹を主人だと思って仕えなさい』
と教わるのだそうです。
鷹を飼う人間のエゴ（身勝手）ではなく、
鷹の立場になって物事を考えなければ、
鷹狩り自体がうまくいかないからだとか。
ということは、
鷹匠の賜物（ギフテッド）とはつまり、
己の中の真我、神意識に従う生き方を
実践する者、という解釈もできます。
自分の弱さを見抜く者と信頼関係を築く
きっと鷹と人間の関係もそうであるように、
あらゆる人間関係は、
自分の思い通りにいかない相手と
常に向き合い、付き合い、
相手の立場に立って物事を考えて
信頼関係を築かねばなりません。
そのための規範となり、
道を示すものが必要なのだと思います。
自分を律する道徳、教え、正義は、
誰もが持っているわけではありません。
仮に、頭ではわかっていても、
心が誘惑に簡単に負けてしまう人も
多いことでしょう。
調和を乱すエゴを狩る
そういう、エゴに気が付きやすい
（見つけてしまう）＝スルーできない強みを
この人は持っています。
だから、エゴに負けた人たちから恐れられ、
目をつけられたり、威嚇されたり、
攻撃されたりすることがあります。
まるで、駆除される害鳥たちのように。
集団で泣きわめき騒ぎ立ててきます。
そんな周囲の雑音を、
心に鷹を飼うこの人は、自らを律して鍛え、
行動と態度で黙らせていく必要があります。
弱みにつけこまれないように。
ナメられないように。
己の中の鷹と信頼関係を築く
ある意味、自分にも他人にも
弱い部分を律することを求められる、
厳しさを伴った資質です。
それでも、自分の信念に基づいた
行動と態度が積み重なっていけば、
自信も自己肯定感も高まっていきます。
周りの人たちの立場に立って考え、
相手と自分にとって有益となる
誠実な関わりを積み重ねることが
できる人なので、
いざというときに頼りにされたり、
精神的な支柱としてリーダーシップを
発揮する場面が訪れる可能性もあります。
相手の心を全部見抜くように、
相手のエゴや意図を見透かす洞察力も
磨かれることでしょう。
時には、見たくもない
他人の醜い心を見てしまい、
人間関係に疲れることもありますので、
そういうときは集団から離れて、
広いところ、見晴らしのいいところに
行って、鷹を大空に解き放つように、
心を解き放ってあげてくださいね。
「鷹匠（たかじょう）」の賜物/強みの
シンボル解説をさせていただきました。
お読みいただき、ありがとうございました。