僕の頭の中

今週の為替の展望をアウトプット


先週は大幅リスクオフでの引けとなった。

全通貨リスクオフ→今週は円高のシナリオを描いてる。以下が根拠

ユーロPMI悪化

先週のユーロ指標PMIは過去数年で一番ひどかった。

ついに50を破るどころか47.7というリーマン手前の悪材料に。

ユーロ円はこのまま122.4〜121.6付近を目標にすると踏んでる

ユーロ指標はドイツの影響を受けやすい。ドイツDAXも大幅なリスクオフで引けた

原因は中国経済の失速、去年末からずっと言ってきたこと

ドイツ得意の車が中国に買われなくなったことでドイツ経済=ユーロ経済に打撃となっているみたい

そしてドル円もつられて下げた結果に。

ここで強いのがポンド。

しかしこちらも地政学的リスクがある、もちろんBrexit

来週火曜日あたりにMayが18世紀以来の3rd votingをしようとしているがspeakerは認めない構え

このvotingが起こらなければEUの合意をやっと得られた期限までに間に合わず、再び合意なしBrexitの懸念あり。


FOMCハト派判断

次に先週のFOMC議事録。

一昨年くらいにパウエルになってから予想してた通りハト派を前面に押し出してきた

PMIの悪化=ユーロ経済停滞を見込んでいたのかと思うほどに見事な判断

今年は利上げなしを断言した

利下げの可能性も?

ここで円高へのシナリオがぴったりとハマってくる

欧米諸国の構えとしては今年は金融緩和で乗り切る判断とみられる

なぜなら、日銀の利回りは低すぎるのでこれ以上の金融緩和は不可能

一方イギリス、ユーロ、ドルは昨年まで利上げを何回かに渡って行ってきたため、利上げ停止、引いては利下げの余剰があるから

これが円高になりうる要因


米株決算期はリスクオフになりやすい

4月頭から米株決算が始まる。

去年もこの時期は非常に良いトレードができた

決算前は自社株買いを控えるのでどちらかというとリスクオフになりやすい

去年も4月、10月の決算前に米株は急落、VIX指数は急騰してかなり稼いだ記憶がある、今年もこの波に乗りたい


テクニカル要因

先週は多くの通過(クロス円)が大陰線で終了した。

こういう波に逆張りするのは経験上危険なので順張りしてついていきたい。


逆インバース現象

先週の22日の市場で米債券の10年債と3ヶ月債の利回りが逆転する現象が起きた

これは2007年以来らしい。

ドイツ10年債利回りも株とともに急落し3年ぶりマイナスに

リスクオフに推移していることがわかる=強い円高要因

ファンダ派のおれとしては債券は要注意が必要。


今週も良いトレードをしていきたい

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