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マックグリドルソーセージという朝マックのきらめき

マクドナルドの朝限定メニューのマックグリドルソーセージを食べるたびに、その完成度の高さに感心してしまう。
パンケーキのメイプルシロップ加減と、ソーセージの強め胡椒、パンケーキとソーセージの密着具合。
それでいて250円という、コスパの良さ。

マックグリドルソーセージが完成したとき、きっとマクドナルドは嬉しかったと思う。
あまりに良くできたので
「朝限定にしておくのは勿体ない!」という声が多数挙がったと思う。
だけど冷静な人が、
「とはいえ実際には、夜、マックグリドルソーセージは食べないだろう」
とか言い出して、その場にいた全員が「たしかに」となったと思う。


マックグリドルソーセージの話を書こうとしていたのではなく。


職場の近くのマクドナルドに、おそらく、
学生の頃、私がアルバイトをたった2週間で辞めたうどん屋に居た、
アルバイト歴が一番長いけどバイトリーダーとかにはなっていない、
昼夜問わず、店長くらいシフトに入っていて、
一切のミスを見逃さない・許されないような張り詰めた空気を店内に漂わせていた当時50代くらいだったあの女性が、なんと、いた。店員として。

しかも、やっぱり、いつ行ってもいる。
さらに、今もなお50代くらいに見える。

うどん屋でアルバイトを始めた当時、私は他のスタッフと意思の疎通ができず毎度その女性から怒られていた。
それでもなんとか覚えようと思っていたところで、私が相当険しい顔をしていたのか店長が肘で私の二の腕を小突きながら小声で「スマイル、スマイル」とささやいてきたのを機になけなしの意欲も消え失せ、2週間で辞めてしまった。

あの頃は、張り詰めた空間に居ることに耐えがたかったし、新人の私に「笑顔で接客しよう」等とは言わずに「スマイル、スマイル(^^)」と伝えてくる店長の慣れ慣れしさも受け入れることが出来なかったが、
今なら彼女とも店長とも、もう少しうまく一緒に働けるようにも思う。
いや、、、やっぱり今でも無理かもしれない……

女性は札幌の中心部のマクドナルドでテキパキと働き、その店内で、一際目立っていた。
紙ストローをプラスチックのストローへ快く交換してくれた。
私のことはどうか覚えていないでほしい、と思った。

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