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アゼルバイジャン旅行🇦🇿

こんばんは🌛

ただ今カザフスタンのアクタウからアゼルバイジャンの首都バクーに来ております!宜しければご覧下さい😊


アゼルバイジャンはどんな国?

Travel risk 1

コーカサス三国(アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア)の一番東に位置する国です。キリスト教徒が大半を占める2カ国に対し、アゼルバイジャンは国民の9割以上がイスラム教徒です。

隣国アルメニア(地図だと退避勧告の出ている部分が国境沿い)とは非常に仲が悪く、旧ソ連時代にスターリンの策略によって敢えて2国間で問題が起きるように仕向けられたとも言われる、ナゴルノ・カラバフという地域の領有権を巡って長年対立してきました。しかし'23年9月に大規模な攻撃を受けて事実上アゼルバイジャンが戦争に勝利し、ナゴルノ・カラバフの領有権を獲得しました。

1日目 芸術的な建築様式

アクタウから約1時間という恐らく人生史上最も短いフライトで、アゼルバイジャンの首都バクーに到着しました!

上空から見る感じ家はかなり綺麗に思えます。

このレシートみたいなやつはアゼルバイジャンのアライバルビザです。税関の前に機械があるのでそこで発行します。入力内容は簡単なので特に困ってもいませんでしたが、職員の方が後ろでサポートしてくれました。

特にパスポートに貼り付けられたりする訳でもないので気付かず捨ててしまいそうですが、出国する時も必要で無くすと厄介なことになるので肌身離さず持っておきましょう。

ちなみにアライバルビザを取得できる国すら限られている中ですが、更に日本人だけは特別にビザの発行料が無料になるというとんでも仕様があり非常に嬉しいです。

税関で入国審査官の方が「アゼルバイジャンへようこそ。」と言ってくださいました。

という訳でアゼルバイジャン入国です🇦🇿

空港の中はこんな感じです。天井がオシャレですね。

こちらはATMから引き出したアゼルバイジャンのお金です。1マナト≒91円なので、大体100マナト札で10000円札と同じくらいの価値があります。一度も見る機会がありませんでしたが、価値が最大の紙幣として200マナト札なるものが存在するとか。

こちらは到着ゲートの先にある場所です。なんか凄い先進的なデザインで圧倒されます。若干フリーザの宇宙船感を感じます。

ゲートをくぐる前にお姉さんが「何かお手伝い出来ることはありますか?」と聞いてくれて、SIMカードを探しているのだと言うと外にありますよと案内してくれました。

2つのキャリアを見比べたら両方1月で35マナト(≒3200円)くらいのプランしかなく、街中に出ればもっと安いプランがあるかもしれないのでここでSIMを買うのは止めました。

バスに乗るために券売機で交通系カードを購入しようとしたら、「お釣りは出ません。投入口に入れた金額だけチャージされます。」と言われたので、カフェでコーヒーでも飲んでお金を崩そうと思いました。

「4マナト(≒360円)です。」

「すみませんが100マナト札使えますか?」

「使えません。クレカで支払ってください。」

草、という訳でなんの意味もなく飲むことになった試飲サイズのコーヒー4マナトです。

続いてコンビニみたいな場所にやってきて、今度は予め100マナト札が使えるか聞いてみることにしました。

「使えません。」

嫌々ながら大きいお金を受け付けてくれる国は多いですが、アゼルバイジャンに関しては全然使えません。これでは10000円支払ってゴミを掴まされたようなものです。

ただアゼルバイジャンは世界全体で考えればお世辞にも裕福とは言えない国なので、そんな中10000円札や20000円札が存在すること自体かなりアンバランスな感じはします。

私が今いる第1ターミナルでは他にお金の使い道がないので、とりあえず歩いて第2ターミナルに向かいます。

オシャレなタクシー

第2ターミナルに来ました。銀行があったので、ワンチャン両替して貰えないかと思い入ってみます。

全然混んでなかったですが、整理券を取って30分くらい待ったらようやく呼ばれました。

「100マナト両替できます?」

「できますよ。」

「手数料とかかかりますよね?」

「かかりませんよ。」

ありがたい、ということで何とか両替を済ませました。その足で交通系カードを購入し、3マナトチャージしました。(カードの購入に2マナトかかるので計5マナト(≒450円))

バス停でバスを待っていたら警察官の方が近づいてきて、「ここから街までバスが出ています。カードリーダーがありますが、無料なので読み込ませなくて良いですよ。」と言われました。

CGかなって思うような変な形の建物がたくさん建っていて面白いです。

街の中心のバス停に到着しました。とりあえずSIMカードを探します。

街の様子

モバイル製品を取り扱っているお店が並んでいたので色々入ってみたのですが、どこも1ヶ月で30〜50マナトのプランが最安だと言われたので渋々30マナト(≒2700円)のお店で手を打ちました。

歩いて宿に向かいます。

宿にチェックインしようとしたのですが誰もいませんでした。ソファで寝てる子猫の隣に座って待つこと数十分、ホストと思われる方が出てきて無事チェックインできました。

10人用ドミトリー、なんと1泊27マナト(≒2450円)🤮

本来ならこの値段で個室を探せたりするかもしれませんが、実は今タイムリーにCOP29(国連気候変動会議)がここバクーで行われているため、市内がCOPの参加者で溢れホテルの相場が急激に高騰していました。

とりあえず荷物を置いて地下のレストランで何か食べます。ちなみにここバクーでは、貴重な首都の土地を有効活用するため地下にもたくさんのお店が伸びています。

注文したのはハンバーガーのセット7.5マナト(≒680円)です。味は至って普通ですが、商品と値段のバランスを考えると物価的にはそこまで高くないかもしれませんね。

このオシャレな道を通ってフレイムタワーに向かいます。

道中

見えてきました。フレイムタワーなので当然火をモチーフにしているらしいのですが、しばしばペンギンのようだと言われたりもします。

坂を上ってかなり上の方まで来ました。これはカスピ海沿いの街とフレイムタワーの目の前の街を繋ぐモノレールらしいです。後で乗りましょう。

モスクとフレイムタワー
炎フェーズ
国旗フェーズ

フレイムタワーの前になにかの政府機関みたいな建物があって、そこから3棟全てを眺めることが出来たのでしばらく居座っていました。

ちなみに中にはちょっとしたお高い飲食店があるらしいのですが、展望台などはなく基本的にはオフィスビルなので私のような一般人が中に入っても特段することはありません。

帰りは例のモノレールに乗って帰ります。まあ乗らずに帰った方が早いのですが記念ということで。運賃は1回の乗車で2マナト(≒180円)です。

カスピ海側から見たフレイムタワー

この後は地下鉄に乗って宿まで向かいます。

地下鉄入り口

この透明のショーケースみたいなのから地下鉄にアクセスできるらしいです。

入り口です。めちゃ混んでます。

2マナトで購入した交通系カードを利用して電車に乗ります。バスも同様、1回の乗車で0.5マナト(≒45円)かかります。

地下へのエスカレーターは下が全く見えないほど果てしなく続いています。恐らく3分くらいは乗っていたと思います。

車内はこんな感じです。木目調でかなり凝った内装に仕上がっています。

夕飯はサンドイッチを買いました。例の酸っぱいドリンクとセットで2.5マナトと表記があったのですが、値段を確認して注文すると「ああ、観光客はこっちね。」と英語のメニュー表を渡されました。同じサンドイッチドリンクなしで6マナト(≒550円)取られました。ゴ〇です。

お茶とクッキーをもらいました

それはともかく、帰って同じ部屋のエジプトニキ、ロシアニキ、パキスタンニキと仲良くなったのでキッチンで談笑していました。

他にはウズベキスタンニキ、ポーランドニキとCOPメンバーのスリランカニキがいました。随分と多国籍な部屋です。

弁護士をしているエジプトニキは日本にも訪れたことがあり、渋谷のスクランブル交差点で人混みに紛れる動画などを見せてくれました。

これからアラブ首長国連邦に行く話をすると、ロシアニキとエジプトニキで色々とアドバイスをしてくれたりもしました。

奇跡の再会

しばらくリビングで談笑をしていると、ガチャりと誰かが入ってきました。

「ああ、そういえば君の他にもう1人日本人がいてな、彼女なんだけど。」とホストが言うので目を向けると…

まさかのトルクメニスタンツアーメンバーのA子さんでした!

私はあの後ロシアで拘留されてカザフスタンに抜けてキルギスに寄ってからアゼルバイジャンへ、一方のA子さんはウズベキスタンに滞在し続け私より早めにアゼルバイジャンに到着したものの、最初の宿で共用ユニットバスが施設に1つという不便仕様だったのでこちらに移動してきたそうです。

ウズベキスタンで野犬に手を噛まれ、念の為現在定期的に暴露後ワクチンを打っているという恐ろしいエピソードも聞かせてもらいました。アゼルバイジャンでは1本打つのに100マナト(≒9000円)かかりますが、ウズベキスタンでは無料で打ってくれたそうです。狂犬病を発症しないことを切に願っています。

2日目 ヘイダルアリエフセンター

歩いて朝食を食べに来ました。謎のサラダと謎の短い麺で5マナト(≒450円)です。

1マナト(≒90円)で良いよと言われました

今日はアゼルバイジャンと言ったらのもうひとつの建物に行こうと思っていたのですが、朝食を食べ終えて宿に帰ると例のパキスタンニキとロシアニキが「一緒に行こうぜ」と声をかけてくれたので一緒に行くことにしました。

2人のニキはまだ朝食を食べていなかったので、とりあえず朝食を食べようということでとあるショッピングセンターにやって来ました。最上階に軽食を食べれるカフェのような場所があったのですが、値段が高いから別の場所で食べようということで私も昨日来たオシャレな通りにやって来ました。

サンドイッチと酸っぱい乳飲料で2.5マナト(≒230円)、ロシアニキがアゼルバイジャン語を話せたので、昨日数倍ぼられた私と違いちゃんと適正価格で購入することが出来ました。

続いてインドレストランでチャイも飲みました。日本でチャイというとご覧のようなミルクと砂糖で甘く味付けされた飲み物を想像するかもしれませんが、実際チャイというのは「お茶」のことなので甘いかどうかは地域差があります。例えばアフガニスタンのチャイはただの緑茶ですが、パキスタンやインドで飲まれるチャイは上の写真のような甘いタイプです。

そして、タクシーに乗ってやってきたのは目的地ヘイダルアリエフセンターです!近くで見てもまるで冗談かのような建築(褒め言葉)をしています。

ロシアニキが凄く写真にこだわりのある人で、パキスタンニキと2人がかりで大量のスナップショットを撮らされました。

センターの背景見切れちゃうけどええか?みたいな感じで聞いたら、「背景なんて気にするな、主役は俺だ。俺を撮ることだけ集中しろ。」と、通行人が映り込んでいたり逆光で暗くなってしまうのが気に入らなかったみたいで、途中からロシアニキの写真講座が始まったのでパキスタンニキと苦笑いしてました🤣

マキマ

ちなみにこのヘイダルアリエフセンターがどういった建物なのかというと、広い意味で芸術館としての役割を持っています。

小一時間ほどロシアニキの写真を撮り続けたあと、3人で中に入るか否か話し合いました。入場料は基本15マナト(≒1350円)、しかし現在別でレアな車が展示されているブースがあるらしく、そこに入るには別途10マナト(≒900円)かかるそうです。

各々の主張は以下の通りでした。

私「車に興味無い、基本ブースだけ見たい」

パニキ「どっちも興味無い、2人が入るなら外で待ってる」

ロニキ「芸術に興味無い、車だけ見たい」

と意見が綺麗に3分し、レア車が70台も見れると知ったロシアニキは私やパキスタンニキにカメラマンをしてもらうためにめちゃくちゃ説得してきましたが、結局どちらも折れずそのまま帰ることになりました(?)

歩いてとあるスーパーマーケットにやって来ました。手榴弾みたいな形のザクロジュースが4マナト(≒360円)で売っていたので購入し、3人で分けました。

あとは一緒に宿に戻って終了です。タクシー代も含めだいたい1人5マナト(≒450円)くらいで観光できたので良かったですね。

宿に着いたらパキスタンニキからどこかの国のチョコレートをもらい、ロシアニキからはサイズが合わなかったからと黒のロングソックスをもらいました😂

まあただ、なんにせよ中は見たかったのでそのまままたヘイダルアリエフセンターに向かいます。

15マナト(≒1350円)支払い中に入りました。玉の上でうんこ座りする天使と、風に煽られて浮遊する布と、見る側の感性も試されそうな芸術作品が並んでいます。

外装だけでなく、内装もかなり変わった造りになっています。

美術作品ブース
二カブを被る女性

こちらはゴミに光を吸収する塗料を塗って、ただのゴミの集まり(悪口じゃないです🤣)が暗くなると綺麗な街に様相を変える、この移り変わりをアートとして表現したものらしいです。芸術にわかでも目で見て楽しめるいいアートでした。

人形ブース

最上階では、岳敏君(ユエ・ミンジュン)氏の期間限定フェアが開催されていました。

ゲルニカ

良い意味で不気味な作品ですね。引き込まれます。

アゼルバイジャンの歴史
ロシアニキが見たがっていた車

時間も時間なので帰ろうと思います。ヘイダルアリエフセンターは単なる美術館ではなく、美術に疎い私のような人間でも視覚的に楽しめる場所だと思います。入場料は若干高めですが見どころも多いので、バクーに来たらぜひ訪れるべきです。

19時からA子さんと夕飯を食べる約束をしているので一旦宿に戻ります。

到着しました。Dolmaというレストランで、場所はここです。人気店らしく入店までに30分くらい待ちました。

注文した料理はこちらです。料理名を忘れてしまいましたが左は牛肉の煮込みで、右がマトンをぶどうの葉で包んだものです。左のは800gあるので、1人だと食べきれないからシェアしようという運びで一緒に夕食を食べることになりました。

マトンガチアンチなので右のはイマイチでしたが、ぶどうの葉っぱ自体にはそんなにエグ味や筋がなく食べやすかったです。左の煮込みはアゼルバイジャン国内で食べた料理の中でダントツ美味しかったです。

後ろで音楽を演奏してくれました

価格は1人29マナト(≒2600円)、高いですがこの辺で安価にアゼルバイジャン料理を食べる機会はあまりないので、記念としては良かったと思います。

デカイチェスをする人達

帰りにカスピ海を見に行きます。ちなみに私、例のモノレールから見えた湖のような場所がカスピ海だと気づいておらず、A子さんに案内してもらって初めて「ああ!この場所か!」と理解しました()普通に考えてバクー首都圏に目立つような湖なんて存在しませんでした。

タイムリーにクジラが打ち上がっていて、人がたくさん集まっていました。A子さん曰く5日くらい放置されているそうです。

展望デッキから夜景を一望することもできました。

反対側の建物

かつては海ではなく巨大な湖として判定されていたカスピ海ですが、1998年に正式に海として認定されました。しかし海とは言っても波はあまり立っておらず、ビーチのような場所も見当たりません。

バクー市内に散りばめられた小さな芸術たちを観察しながら帰路につきます。帰りに惣菜屋さんに寄って、A子さんイチオシの惣菜パンとあまり好きではないらしいお菓子を1つづつ買いました。

試食だと言って差し出されたお菓子のお金も請求されてトラブりかけましたが、レジの店員さんが正常な方で事なきを得ました。

3日目 シェキへ

バイバイ🐱ちゃん

アゼルバイジャンからジョージアに抜けるため、シェキという国境に近い大きめの街に向かいます。A子さんもちょうどこの日にシェキに向かう予定だったので、時間を合わせてキャリーして頂きました(最低)

私のスマホからなぜかバスが予約できなかったため、代わりにA子さんが私のバスも予約してくださいました。ありがとうございます🙇‍♂️

無事バス停に到着です!

しかし中は薄暗い雑貨店のような場所で、バスの乗り場のようなものは見当たりません。外に出るとバスがズラリと並んでいる所があったのですがシェキ行きのバスは違うところから出ているようで、親切にもチケット売り場のおじさんが本来のバスの乗り場まで案内してくれました。

無事シェキ行きのバスに乗ることができました。運賃は約1200円です。座席指定ができ、陰キャなので一番後ろの席を取りました。

出発前に昨日A子さんからオススメしてもらって買ったパンを食べます。薄いパン生地にパクチーとユカリのようなものが挟まっていて、なんだかジャリジャリしています。A子さん曰く温めると美味しいかもらしいです。

外の風景はこんな感じです。

途中屋根の上の部分が出っ張っている特徴的な家が並んでいて面白かったです。

綺麗な山

シェキに到着しました!

シェキは宿の選択肢がそんなに多くないというのもありますが、やはり宿泊先もA子さんと同じ場所だったので年季の入った野良タクシーに乗って2人で宿に向かいました。

こちらシェキの街並みです。バクーとは違いまた味のある感じでいいですね。

なぜか線香を炊いています

宿にチェックインしました。Canal Hostelという場所です。シェキに来る外国人はだいたいジョージアに抜けるので、親切にもホストの方がチェックインと同時にジョージアまでの行き方を教えてくれました。

宿の支払いはクレカ不可で、現金もしくはドル払いも可との事でしたがドルのレートが悪すぎた(大体15%位上乗せされた)のでマナトで支払いました。1泊14.4マナト(≒1300円)です。

日本人男性と同部屋になる

取った部屋はドミトリータイプだったのですが、「ああ、そいうえばもう1人日本人の奴が今日入ってきてな。そいつと同じ部屋にしてやろう。」と言われ、その部屋に案内されました。

「こんにちは。」

「おお、こんにちは。」

見た目はかなり若めの爽やかな男性でした(私と同い年でした)。今晩もA子さんとシェキの伝統料理をシェアしようという話をしていて、せっかくなので彼もお誘いして3人で夕飯を食べることにしました。名前を出すのもあれなので以降B男さんと呼ばせて頂きます。

手を挙げているのがB男さん

途中子供たちに絡まれサッカーが始まりました。私はハンドボール投げ9m男女学年最下位、水泳50m自由形1分30秒男女学年最下位という、あらゆるスポーツに対してとてつもない運動音痴を発揮しているので子供たちからボールを奪うことすらできませんでしたが、一方のB男さんはボールを奪うやいなや、華麗なドリブルで子供たちを翻弄していました。

子供たちと熱いハイタッチを交わし(なお私は何もしていない模様)、B男さんのサッカースキルについて触れると、どうやら昔サッカーをやっていたそうで、今はスポーツ全般のすごい団体(名前を忘れてしまいました)に所属しているそうです。私の地元新潟県にも、スキーをするため毎年訪れているそうです。

到着しました。ここがレストランのようです。中に入りますがメニューのようなものはなく、何があるか確認しながら口頭で注文するスタイルです。

来ました。注文したのはシェキの伝統料理らしいなにかの土瓶蒸しとサラダ、それから魚のグリルです。

土瓶蒸しはこれまたマトンで、牛肉だったら美味しかっただろうと思いながら食べました。サラダは素材の味を活かしているというか、多分素材です。魚は美味しかったです。考えてみれば海外に出てから初めて魚を食べたかもしれません。これまで食べたのはほぼマトンか牛肉でした。

帰りにコンビニに寄ってヨーグルトとコーラを買ってから帰りました。

帰り道はB男さんが先導してくれていたのですが、暗闇の中地図アプリも使わず正確に宿まで向かっていくのでそれについて触れてみると、どうやら「方向感覚が人一倍優れているタイプの人間」らしく、1度通った道はもちろん行ったことのない目的地すらも何となく方向が分かるそうで、驚くべきことにSIMカードを買わずに旅をしていると言っていました。恐らく私なら路頭に迷ってその辺で野垂れ死んでいるかもしれません。

4日目 ジョージアへ

今日は陸路でジョージアに行きます。

A子さんは1日シェキに滞在して明日出発予定、B男さんは私同様今日出発予定との事だったので時間を合わせてB男さんとジョージアに渡航することになりました。地図など何も見ていないにもかかわらず、今日もB男さんが先導してバス停まで連れて行ってくれました。鳩かなんかですか😂(褒め言葉)

バスのチケットは国境沿いのバラカンという街まで5.5マナト(≒490円)をチケットカウンターで支払い購入し、そして国境を越えてジョージアに行くメンバーが多い場合は更に3マナト(≒260円)をバスの運転手に支払うことで国境まで連れて行ってくれるシステムらしいです。

今回は私とB男さんの他に、B男さんがカザフスタンのアルマトイ湖を巡った時に知り合ったという日本人ご夫婦のおぎつうさん、そして中国人美女のお2人の計6名が国境まで向かっていたので、バスも国境まで行ってくれました。

おぎつうさんご夫婦はインドに渡航されたことがあるらしいのですが、屋台飯を躊躇なく食べていたら無事お腹を壊し、日本から持ってきた胃腸薬が全く効かず地元の胃腸薬を使ってなんとか回復したと言うお話を聞きました😂

私も一応インドは行ったことがあるのですが、比較的治安が良く衛生的だとされる南部のティルヴァナンタプラムという場所だったので特に問題はありませんでた。帰りに首都デリーに寄る可能性があるので、その場合は現地の整腸剤を買おうと思います(腹を壊す前提)

狭すぎて草

バスの車内は間違いなくかつて乗車した乗り物の中で最も窮屈です。荷物は後ろに置くスペースがなく、そもそも前の座席との距離が狭すぎて足を通路側に出さないと入り切りません。

バスに乗る前に乗り合いタクシーが国境まで15マナト(≒890円)と声をかけてきたのですが、この窮屈さで長時間過ごすことを鑑みれば追加で7.5マナト支払ってでもタクシーで行った方が良かったかもしれません。

国境の反対側

国境に到着しました!そのまま6人で無事出国審査を追え、歩いてジョージア側に向かいます🇬🇪

ここまで読んでいただきありがとうございます👋

まとめ

・芸術的で近未来的な街並み
・観光地のレストランは超高い(約5000円)、ローカルも利用する場所は超安い(約200円)
・警官が多い
・地下を有効活用している

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