設計チームと顔合わせ
まだまだ夏の暑さが残る日
姉の所属する設計チームの皆さんと初めての顔合わせをした
その日は、私たちが契約した敷地を見てから、
徒歩10分ほどの我が家にてお話をする予定になっていた
敷地は最寄り駅である北鎌倉駅から徒歩圏内ではあるものの
とても暑い日が続いていた為、
駅まで車で迎えに行こうかと申し出たが
「周辺の環境を知っておきたいからみんなで歩く」とのことだった
なるほどそういところから設計を開始するのだと感心して、直接敷地で待ち合わせすることに
私と夫は、ようやく夏休みが明けた子どもたちを
幼稚園に預け、いつもより身軽な状態で、
夏の間、夕方の散歩コースと称して
子どもたちと何度も歩いた、敷地へ続く道を
いつもより更にわくわくしながら歩いた
敷地に着くと、すぐに日陰に身を寄せ、
少しでも風を逃さないようにハンディファンに
顔を押し当てていないと居られない程の暑さだった
少し経って、姉とチームの皆さんが
総勢4人で汗だくになりぞろぞろとやってきた
皆さんニコニコされてとても優しい雰囲気をまとった方々である
ニコニコの正体は、日差しが照り付ける中、
ようやく敷地に辿り着いた安堵に加え、
もしかしたら、姉と私の遺伝子の近さを目の当たりにしてのことだったのかもしれない
血の繋がりというのは傍から見ると面白いものだ
ご挨拶もそこそこに
姉は敷地のあちこちを見て回る
駐車場はこの辺りまでで家は大体この辺り、と
メジャーを取り出し、印をつけたり、
道路と敷地の高低差を確認したり
同席してくださった不動産屋さんから、水道管の位置や、街路消火器などについて説明を受けて、忙しい
私は姉のその姿を遠目に見ながら、
あぁこの場所に本当に自分たちの家が建つ日が来るんだなぁと
想像しながら、感慨深いモードに入っていた
その後は、我が家へ移動し
設計チームの皆さんが普段
どういういった活動をされているのか
お話を伺った
姉以外のチームの皆さんは、
建築をDX化するデジタル技術のプロフェッショナルで
この度設計の実務経験こそ豊富だが
アナログに仕事をしてきた姉と
合流して
初めて一緒に住宅に挑戦するという
次回早速プランを提案してくださると聞いて
非常に楽しみだ
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