ソーラーエネルギー住宅デザインコンペティション
「ソーラーエネルギー利用推進フォーラム」主催により2011年に開催されたデザインコンペティションです。高効率なシステムと魅力的な建築デザインによる太陽熱利用の普及促進を目的に、強制循環型太陽熱利用温水システムを用いたアイデアコンペ。2011年2月に一次審査が行われ、東日本大震災の前日、2011年3月10日に公開プレゼンテーションが行われ、「ニ合院住居」が最優秀賞に選定されました。
作品解説
「ソーラーエネルギーを取り込むこと=住まいを外の自然に開くこと」
外部から享受できる自然の豊かさを住まいの中に取り込むということは、一方でラディカルな温熱環境の変動を強いられる恐れがあります。しかしこれを上手くコントロールできるように建築計画をすれば、その恐れを最小限にして、自然の豊かさを取り込んだ住まいを手にいれることができます。この提案はソーラーエネルギーを効率的に取り込みつつも豊かな建築空間を生む断面計画を凝らしている点を高く評価していただきました。
作品講評
審査員の設備設計で著名な高間三郎先生より講評文をいただきました。