見出し画像

感謝とは 心が動かされ言葉が放たれること

御食国伊勢志摩へお伊勢参りに行ってきました。
今回は今年の夏にお伊勢さんに呼ばれた感覚があって、満を持して向かいました。
古式に則り、先ずは二見浦に立ち寄って禊をしてからの、外宮、内宮完全制覇です。

過去、旅の予定を入れることが私はとても苦手でした。早くから予定を入れても、何かあるかもしれない、先のことを楽しみにしてはいけない、と言うような気持ちがあって、予定を入れきれない、そんなタイプでした。
それがBG5で自分のメカニズムを理解してからは、先の予定を入れることに躊躇いがなくなりました。

自分自信のデザインの中に、期待値が高まっていき落とされることへの感情的な不安や、未来への不安が、「シャドー」としてあるからだと分かってからは、そう言うことかぁ!
と思えるようになり、これらの不安を手放すことができるようになったのですよね。

曼荼羅チャートは個人情報の宝庫

今回のサプライズは8月に思い立って、即予約。
やっと予定がきた〜💕
と言う感じでした。
個人的に神社には呼ばれて行く感覚があって、目に見えない予定調和のもとに引き寄せられて向かう感覚があります。
引き寄せの法則とよく言われますが、これって本来その人がその人らしく健康的に日々を過ごしていれば自動運転で繋がっていくもので、引き寄せる必要も何もなくて、メカニズムとして自然にそうなると言うことが、BG5を学ぶと解るようになってきます。
今回もまさに、そんな旅。
いつかのための備忘録的に今回の旅で感じたことを書いておこうと思います。

夫婦岩横の岩場で休む海鵜

先ず、私がこのタイミングでお伊勢さんに呼ばれたことのひとつに、これ、絶対関係あるだろうな、と思ったこと。
昨年、突然の事故で母を亡くしましたが、事故後、母はまるで自分がいなくなっても困らないようにと私たち残されたものの心の準備が整うよう、9ヶ月の間、意識のない状態で命を繋いでくれていました。
この間、私は必死で天照大御神に母の意識回復、病状改善を祈り、お願いをし続けてきました。
でも、答えが変わることはなく、母は誰にも看取られず、最後はひとりで旅立ちました。

このとき私が感じたのは、神さまなんていない、と言う思いでした。
どれだけお願いしても、無理なものは無理なのだと、奇跡は奇跡ではなくて、そうなる要素があったからそうなったのであって、事実は事実としてそこに在り続けるのだと言うこと、それが世の習いなのだと言うことを理解させられました。

結果的にそこに目が向いたことで、結局、私たちは抗えない目に見えない「なにか」の下で生かされているのだと言うこと、日々健康で安心して暮らせることがどれだけ大切なことなのかということに思いをめぐらせるきっかけになりました。

そこに氣付いたとき、毎日神棚に向かって母が良くなるようにとお願いし続けていたこと、それは自分の願望であり、世俗的な欲だったのだなあと理解するに至りました。
本来、母が今日も生かされたことに感謝するべきだったんだ、と氣付いたときのハッと感。
ああ、間違えてたんだなぁ。
と思った瞬間です。

ハギの花言葉 思案

その日を境に、神棚に向かって、
日々の感謝=今日への感謝、昨日への感謝、明日への感謝を伝える形に自然に変わっていきました。
私の「祈り」の概念から、「欲」が削ぎ落とされた瞬間でした。
これが母が最後に私に残してくれた、大切なメッセージだったように思います。

私にもたらされた、この「分離のショック」はとても大きなものでした。
今の自分を形成しているのは、ものごとの本質を突く方向性を持っていた、アドバイザーの母在ればだったと思います。
母の愛情の深さを後になってより理解することで、悲しみが深まることの繰り返しで、1年たった今も、まだ癒えない傷のようにこの悲しみは突き刺さってきます。

外宮の森

こうして日々感謝を伝えるように変わってほぼ一年。
突然、伊勢志摩に行きたい、お伊勢さんに呼ばれた、と言う感覚が降ってきました。
よし、行こう!
前述したように、自分のメカニズムが分かってからはこの意思決定になんの迷いもなくなりました。
結婚記念の旅行も兼ねて、出かけることに。

夫婦岩とカエル岩(烏帽子岩)

二見浦に立ち寄り、二見興玉神社に先ずはお詣り。
そこから、外宮へ。
人生、ここまでの禊の旅の始まりです。
平日の午後、駐車場も無料で人影も多くなく、拍子抜けするくらい静かな外宮の域内、60分の完全制覇コースをそれ以上の時間をかけてムッシュとまわりました。
慌てる旅ではないので、ゆったりしたものです。
立ち寄ったせんぐう館がなかなかおもしろくて、思った以上に時間をかけて見ることに。

場のエネルギーを、五感を解放して味わう旅、
日が傾き始めるころ、外宮正殿に到着。
人影もまばらで、静かにここに来れたご縁への感謝を伝えました。

豊受大皇神正殿前

以前は気が付かなかったのですが、お伊勢さんは一切の装飾を省いた質素な佇まいで、一切、鳴りものがありません。
神さまに気付いてもらうために鳴らす鈴、あれはお願いを聞いてもらうために鳴らすもの。
お伊勢さんは感謝を伝える場だから鈴はいらない、と言うのを知って、ああなるほど!
だからここにいきついたのか!
と、ものすごく腹落ちしました。
そう言うことね、と。

遷宮を待つ聖地

こんな感じで、自分が自分らしくありさえすれば、ひとつひとつが整っていくのです。
その理に気付けるかどうか、です。

では自分らしさとはなんぞや?
と言われたとき、私が伝えているのがBG5キャリアデザインチャートに書かれている、その人の個人設計情報です。

この日この時間のキャリアデザインチャート

これが、外宮を参拝したときの時間のチャート。
(この時間に生まれたお子さんはこのチャートになります)
その瞬間に宇宙から降り注いでいるエネルギーを可視化したもので、生まれた瞬間にこのエネルギーを通して刻印された情報が私たちの一生に関わってきます。

なんと、参拝したとき、宇宙から降り注いでいたエネルギーは、私たち夫婦と同じイニシエーターのエネルギーでした💕🙏
ふたりそれぞれのチャートに、なんとなく似てる!笑
実は当初もう1週間早く行くつもりで予定していたのです。宿泊予約をしている途中で、特に根拠はなく、もう1週間ずらそう、と思ったんですよね。
結果お天気にも恵まれました。
予定調和だったんだと思います。
旅行中、快適だったのは空から守られていたからだったのですね〜。


ちなみにこれが珍しいイニシエーター夫婦のチャートでございます。
どちらがより影響を受けていたかは、一目瞭然。笑
(解る人が見れば解ります。笑)
そりゃ、ブレスレットが飛ぶわけです😂
🌾ブレスレットの話は、内宮の巻で。

このチャートからおもしろいくらい、自分に関するいろいろなことが読み解けます。
私自身も自分のこの設計情報を日々読み解き、自分、と言う存在についての理解を深めている感じです。

へえ、ほう、と言うことでここに興味がある方は、自分のデザインチャートを無料で手に入れることが可能です。そのあたりのことは、一番最後に記しておきますので、こちらのページを見てくださいね。 

正殿敷地を横から臨む

話戻って、外宮に祀られている豊受大御神は、天照大御神のお食事を担当する神さま。
衣食足りて礼節を知る、と言いますが、食は私たちが生きていく上で欠かせないもの。
我が家、豊受大御神さまとこのたび初めて繋がり、これで食いっぱずれなく末代まで平和❤️
と思ったのは言うまでもありません。笑

御食国産鮑と伊勢海老

但し、私欲は見抜かれますから、日々、実り豊かな国で暮らせることへの感謝をきちんとお伝えしてきました。😊

参道

もともと、日本は食糧自給率が低い国。
ひとたび世界情勢に巻き込まれてしまえば、日々をあたりまえに過ごし、美味しい食事をいただくことができない危険と隣り合わせの上に私たちは暮らしていることに多くの人が気付いていません。
少し前に起きた米騒動ひとつとっても、情報に翻弄され、あらぬ方向に多くの人が流されることもしばしば。

米は日本人の胆力を鍛えてくれるもの

秋まで少し待てばお米はまた流通するのに、米農家にいきなり押しかけて安く売ってくれと言う人、米ごと盗む人まで現れました。
お天道さまが見ていると言われて育ったワタクシとしては、あり得ないと思えることを、平気でできる人が増えているのだなあと寂しく感じます。
これから先、この国はどうなっていくのでしょうね。

来週は新嘗祭。新米が食卓に並び始めます。
衣食たりて礼節を知る。
こんな時代だからこそ、日本の心を大切にしていきたいです。
今回の旅を通して、日本の素晴らしさと誇りのようなものを感じました。
日本人として生まれてきて良かったなって思います💕

荒御魂を祀る別宮

こうして始まったお伊勢さんへの旅。
備忘録は次に続きます。


🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾
キャリアデザインチャートについては以下のページで詳しく紹介しています。
より詳しく知りたいときには、BG5コンサルタントを通してオーバービューセッションを受けてみてください💕


いいなと思ったら応援しよう!

Initiator's cafe
よろしければマイサポート、お願いいたします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます! BG5だけでなく、やりたいことをどんどん発信していきたいと思っています。 どうぞよろしくお願いいたします。(._.)