そこが地雷とわかっていて踏み抜く
わかっているのにやってしまう。
やってはいけないとわかっているのに、またやってしまった、とそのたびに頭に手をやることってありますよね。
先日、久しぶりに我が子1号の地雷をワタクシ、踏み抜いてしまいました😂
私にとって一番大切な意思決定の戦略の一部を手抜きした結果(やらなければならないとわかっているので、やらなかったわけではなく、やってはいたけど中途半端にやったと言う感じです)、1号の凄まじい不満爆弾の波状攻撃を喰らうことになりました💦
ことの発端はこの日に一緒に出かける、と言う、その日程の細かな調整をギリギリになるまで私がやらず、あと数日、と言う段階でやっと予定を決めて直前に1号に伝えた、と言うものでした。
もともと予定が入ると聞いた1号は、入っていた予定をキャンセルして1日開けていたようです。
私の方は、1号からお昼まで予定があると当初聞いていたこともあり、戻ってきてから一緒に出かけるつもりで予定を組みました。
1号にすれば翌日早いこともあり、さっさと所要を済ませて戻るつもりで予定をリスケしていたのに、オカンはなんでこんな遅い時間から出かける予定をわざわざ組むねん💢
と言うところです。
こちらは事前に伝えた際に聞いた1号の予定情報をもとに段取りしたので、リスケ聞いてなかったし、となったわけです。
ひとつ目の地雷がこちらから正確な情報を伝えていなかったこととすれば、2つ目の地雷は聞いてないし!と言うワタクシの不用意なひと言😅
1号はちゃんと伝えた!!!
と、ワタクシのパワーワードでプラス発火💦
でも、こちらは記憶にございません……。
そう、ワタクシのデザインは、人の話が聞こえない、もう少し正確に言うと、自分が必要とする情報以外、聴いちゃいねえ、と言うデザインなのです。
1号の言う、伝えた、と言うのは正しい情報で、おそらくこちらが他の作業に没頭していて、適当に相槌をうったのだろうと思われます。
一方、不満爆発スイッチが入った1号は、感情のボルテージが突然一気に上がるタイプで、こうなるともはやおそらく本人にもアンコントロールなのだと思われます。
それがその子のデザインゆえ、仕方ないとこちらは理解していますが、製造元で危険物取扱主任の母とて、ここまできてしまうとお手上げです💧
なぜ早くからわかっていることをギリギリになってやるのか💢
予定をなぜきちんとこちらに伝えないのか💢
言われなかったらこっちは分からないことがなぜ分からないのか💢
予定を変更して1日あけてるのに、なぜ遅い時間に出て遅い時間に帰って来ないといけないのか💢
翌朝早いのにそんな時間から行きたくない💢
勝手に決めたんだから勝手に行けばいい💢
いつもそうやってこっちのことを考えてない💢
なんのためにリスケしたのか分からない💢
もう行かない💢💢💢
と、不満の波状攻撃はとどまるところを知らず…。
言葉の矢がビュンビュン飛んでくるのを、そんなこと言っても……と、のらりくらり交わしているように見えるみたいで、またボルテージが上がるという💦💦💦💦
イニシエーターって、反省しているときですら、外からは反省しているようには見えないみたいで、それが自分の特徴と分かっていても、いつもこうやって不満をぶつけられることになったときは、損なタイプだな、と感じます。。。
1号の容赦ない感情爆弾に被弾するごとにオカンは弱っているのですが、外からはそうは見えず。笑
ヨレヨレにやられて、とりあえずの不満のガス抜きが終わった頃合いを見計らって、
私の身に降りかかるこのパターン時の消火剤として、間違いなく効力のあるパワーワードをこちらから投下。
ごめんなさいを言わせたら気が済むの??
鬼ボルテージの山を超えた1号、このパワーワードで明らかに鎮火。
タイミングさえ間違わなければ、これはありがたい火消しワードです。
1号の沸点低下を逃さずワタクシこの戦いから撤退、1号なきまま予定を敢行したのは言うに及ばずです。
これをBG5的一般論として考察していくと、以下のようなことが言えます。
私は、BG5で言うところのイニシエーターと呼ばれるタイプです。
世の中の8%と言う少数派のタイプに属すため、その行動様式は多くの人にとってはよく分からない動きに必然見えてしまいます。
それゆえにイニシエーターに課されるのは、何をするのかを伝えてから行動する、ということなのですが、これがイニシエーターにとってはびっくりするほど難しいのです。
なぜ難しいのかのメカニズムもBG5を学ぶと理解できるのですが、とにかく、言ってからやる、ただこれだけのことがワタクシには難しいのです。
そして多くのイニシエーターがぶつかる壁でもあります。
また、イニシエーターは情報が全てなので、正確な情報を相手から受け取ることができないときも、間違えた方向に行動を起こすとになり、結果誤解を生むことになります。
今回はこのイニシエーターのやってはいけないことを全て、やった形になったわけでございます🥲
一方で我が子1号は、ビルダーと呼ばれるタイプで、世の中の70%を占める主役タイプです。
ビルダーはその中でエクスプレスビルダーとクラシックビルダーに分かれるのですが、我が子1号はエクスプレスビルダーに属し、文字通り迅速な建設者です。
エクスプレスビルダーの長所は、やるときは物事をテキパキと処理できるところで、この部分で親として助けてもらっていることは山ほどあると感じます。
ビルダーは外からの刺激に反応して動いて、気に入らないことがあれば不満という形で表出されます。
プラス1号は感情の起伏が大きく、はっきりとしていると言うデザインです。
地雷パワーワードに反応した1号は、メカニズム的にそうなりますよねと言うお手本のような反応、しかも即反応をワタクシに返してきただけで、相手のメカニズムを理解しているこちらからすると、
またやってしまった……🥲
と言う、このひと言に集約されるのです。
これは1号に対してだけでなく、職場でもしばしばワタクシがやらかしてしまう弱点です。
わかっているのに、毎度地雷を踏み抜きます。
そして世の多くのビルダーの不興を買い、不満の矢の飛び交う場で矢面に立たされます。
そして内面、またやってしまったとズタボロになりながら、なぜか外からはイニシエーターの持つ周波数で怒っているように見え何を考えているか分からないと言われてしまうのです。
そんな中で身につけたあの火消しワードはなかなかに私を助けてくれるひと言です。
もちろん、自分がイニシエーターのルールを守らなかったからこその結果なので、こちらに非がある、ごめんなさい、とちゃんと言葉にしています。
ただ、謝ってもビルダーさんの不満沸騰中はなぜかスルーされてしまうことが多く(謝り方が悪いのかもですが)、沸点が下がってきた頃合いにこう言って謝るとスッと収まる感じです。
BG5を学んでこのメカニズムを理解してもまだ、このような事態を招く自分が不甲斐なく、日々学びの場を与えられていることに感謝しながら、もしかすると同じようなパターンで悩んでいる誰かのヒントになるかもしれない、と書いてみました。
意外とありがちな風景な気もします。
ながい夏休み🌻、親子の関係をBG5の角度から見直してみるのもおもしろいですよ。
ではでは、ご機嫌よう。