自分そのものが宇宙なんだ…
残暑厳しい9月。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今日は、9.11。23年前の今日、米国NYであの大参事が起きたんですね。
23年前____私は鎌倉に住んでいて、フリーライターでした。その日はとある小冊子の編集者と打ち合わせがあって、北鎌倉駅周辺のカフェでお会いしていました。
あ、懐かしい。。。
今日も最後までぜひお目通しいただけたら嬉しいです!
人に依存しない。自然にゆだねる
自身が主催している「パーソナルデザイン+パーソナルアクション®」養成講座のテキスト執筆と、新セッションの準備を同時並行で進めています。
「占星学」を、またあらたに学び始めよう…という気持ちで、色々な文献を引っ張り出して読み返したりしています。
最近の私は、「生きることがすごく楽チン」になっています。
楽チンになった理由はいくつかあるのですが、代表的な3つを挙げて書いてみたいと思います。
①人に依存しない。自然にゆだねる
②お金を使わないで楽しむ習慣が根付いてきた
③自分が宇宙なんだ…という感覚が芽生えた
順番にお話していこうと思います。
人に依存しないこと____
これは、「月・蟹座」の私にとっては意外と難しいことだったようです。
ごく日常レベルの話なら、私は依存的なタイプではないです。経済的にも自立している方ですし。
正直に言えば、「人に依存する」ことを特にいけないことだと思っていないんです。人に頼ったり期待したりすることはごく普通のことで、よく言えば、甘え上手ということです。
そして、それは、私なりの生きる戦術でもあるわけです。
日本では、もう、野良犬ってみかけなくなりましたよね。
世界には、野犬はまだまだいるのだろうと思いますが、日本では、犬はペットになっていて、人に飼いならされています。
そんな人生を望んでいるのかどうかはわからないのですが、ペットのワンちゃんは、人に頼って生きることになります。
だからと言って、依存している___とはならないですよね。
私の場合は、外に出す自分のペルソナと、本質的な自分とは大きな乖離があって、とは言え、それが不自由だったり不自然だったりすることはありませんでした。
それは、自分の居場所(家庭・心の拠り所)が非常に安定しているからなのだと思います。
ここが揺らいだ時、自分はしっかり一人で生きていけるのかどうか、根源的な不安がありました。
それが一つの生きづらさ…と言いますか、失ったらどうしよう___という不安の種になっていたことは事実です。
それがね…引っ越して日常が落ち着いたらその不安が消えてしまったんですよね。
海のおかげだと思っています。
あとは、湘南という土地の持つエネルギー、波動にも関係があると思います。
私たちは、もともと分離体験を楽しむためにこの地球にすごい倍率を乗り越えて旅しに来てるわけで___「依存」も体験したい感情だったのだと理解しています。
そうして、その感情を卒業したのだと思っています。
お金を使わないで楽しむ習慣
この習慣は、昨年の夏、パリにひと月滞在してから本気になりました。物価高のパリ。もともと豪勢な旅行をするつもりもなかったのですが、当初は、できれば、周辺のイタリア、スイス、オーストリア辺りまで、TGBで行けたらいいな…って思っていました。
ですが、円安が非常にシビアでしたので、パリのアパルトマンに腰を落ち着けてひと月とにかく生活してみよう、と思いました。
朝、起きて、少し運動してから、朝食(兼・ランチ)を作ってゆっくりと食べて、散歩に行く。公園に行く。街ブラをする。スーパーに行く。パン屋さんに行く。タンゴミロンガに行く。
ごくたまに、パリに住む友人とカフェに行く。ピクニックに行く。
夜は、ブログを書いて、夕飯を食べてくつろぐ。
そんな、ごく普通の日常が楽しかったのは、もちろん、パリという非日常の空間だったから___とも言えますが、時間の使い方は、ほぼ、上記のような感じで旅行者というよりは生活者として、過ごしました。
外食は、たったの2回だけ。街ブラしていると、素敵なカフェがたくさん目につきますが、カフェにもほとんど入らず、テイクアウトして公園でランチを楽しみました。
そんな話をすると、確かに多くの日本人たちは「いいな~」と言うかもしれません。ですが、本当のところはどうなのでしょうか。
少なくとも、都会型の生活スタイルに慣れている人にとって、パリに行ってまで自炊するの~、そんなのイヤ。ゴージャスなホテルに泊まって、外食したい、買い物したい、観光地に行きたい、映えるカフェで写真撮りたい!ってなるのではないでしょうか___(苦笑;)。
普段、家事に育児に、仕事に…と、忙しく働いている女性にとってはリラックスのための旅行というのも必要だと思います。
リラックスしたり、買い物したり、いいホテルに泊まったりするためには、特に円安の今___かなりのお金が必要になります。
1年のうちの1週間、豪華さを味わうために必死に働く___私たち、大半の日本人はそれが生活だ、人生だ、という環境で生きてきました。
しかし、パリを含め、ヨーロッパ(特に北欧)は、そういった価値観ではありません。
仕事は最低限の時間内で終わらせる。食事は家族と一緒に。本当に必要なものだけ厳選して購入し、長く愛用する。友人は自宅に呼び合う。普段の食事はとても質素。外食はめったにせず、テイクアウトのランチを公園で楽しむ____パリに住む人々の生活も、まさしくそうでした。
そんな生活スタイルを心から羨ましい、と思いました。
パリという都会に住みながら、人々の身近には広大で美しい公園があり、美術館があり、美味しいパン屋さんがあり、八百屋がある___無料で休める場所も随所にあります。
街並みの美しさも、重要です。美しい街並みや建築物を後世に残していくために、税金が使われていることや、文化・芸術に関する予算が日本とは比べものにならないことなど、羨ましい点はそれこそ数多くあります。
帰国してから、引っ越しの話が具体的になりました。
田舎暮らしや農業はできないけれど……海の側に住みたい、いつかは湘南で暮らそう、と思っていたのが少し早まったという感じです。
自分の中に宇宙が内包している…という感覚
3つめが、「自分の中に宇宙を感じる」という感覚がリアルに感じられるようになったことです。
スピリチュアルなトピックで、よく言われていますよね。
あなた自身が宇宙そのものなんです
って。
正直なところ、一抹のうさん臭さを感じていました。
それを語っているスピ系の人たち、本当に自分自身が宇宙そのものだって感じているのかしら?___って。
私の体験をお話しますと、
ホロスコープを眺めていて、ふと、そうした感覚が沸いてきたんですよね。
「私は○○座だから、□□が苦手なの」
「今日の○○座は、大ラッキー!」
なんて会話は、一般的によく聞かれますけれど、太陽星座だけ知っていたところで、あまり意味をなさないのですよね。
ホロスコープを囲む12星座の性質すべてを、私たちは持ち合わせています。
私たちは、広大な宇宙の中の銀河系である地球という惑星に生を受け、日本という国で、女性として生まれた___という認識を持っていますね。
ところで、現在では、ガリレオが提唱した「地動説」___太陽を中心に、地球を含めたすべての惑星は太陽の周りを回っている、という説___が証明されています。
しかし、現在でも「占星学」で扱うホロスコープは、地球を中心にした「天動説」を使う事が一般的となっています。
本来は、太陽は動かずに、地球が自転しているにもかかわらず、地球はそこに動かずに、あたかも他の惑星のすべてが地球を中心に回っているように感じさせる「地球中心説」を採用しているのはなぜなのでしょうか。
「占星学」のホロスコープは、個人が生まれた時にどの位置に惑星が存在していたのかを示すと同時に、主観の世界を表しているからなのです。
1つの生命が誕生した時に、同時に、その人の主観的な宇宙が誕生する、という思想なのです。
一人の人間がこの地球に誕生した時に、唯一無二の個人の魂のブループリントがホロスコープに象徴的に表現されている…というわけです。
「ヘリオセントリック」という占星学の考えがあって、こちらの方は「太陽中心」説に基づいています。太陽の位置から惑星を見るため、私たちが太陽星座と思っている星座の対抗にあるサインが地球星座となります。
私たちが「地球に来た理由」が、そこから読み取れる、という考え方となり、こちらの方も多くの気づきが得られるものになります。
これも、ある程度、人生を生きてきた人、晩年の人生に入っている人には特に興味深い概念になるので、いずれ、じっくりと記事にしてみたいと思っています。
私自身も、まだまだ勉強中です。