彼らが魅せてくれる世界〜INIに沼落ちした限界会社員のつぶやき〜
INIが魅せてくれる世界
それはかつての青春を思い出させるような、儚く、強く、輝いている世界 である。
彼らを知ったのは2024年3月で、言わずもがなド新規のファンである。
語る材料も対して持っていない私が筆を走らせているのは、今までの人生「アイドル」とは全くの無縁な生活を送っており、瞬く間に沼落ちした心の整理をどこかでつけたいという想いがあったのかもしれない。
それよりも、彼らの魅力をこの拙い文章で何らかの形にしたかったのだ。
今感じていることを簡単に呟くことのできるネットサービスは許多あるものの、つらつらと書き連ねるサービスについては全く知らず、他の方がこのnoteというものに投稿されているのを拝見し
これはいいものだ、と思い便乗しようというなんとも軽率な考えで手に取ったものの、いざ書こうとすると言葉が出てこず、語彙力のなさに絶望している。
思い返せば中高時代アメブロ(黒歴史)をよく更新しており、元々気持ちを文字に起こすことや文章を書くことは好きだったのかもしれないが、昔よりも本を読むこともなくなり人間どこまでも低下していくのだと感じた。
閑話休題、
そもそもINIを知ったきっかけであるが、典型的な「日プ女子からの沼落ち」である。
Twitterでもよくお見かけするが、予想以上に流れてきている人は多いと思う。
ここから先は誰にも必要とされない、私が沼に浸かっていく過程となる。
元々漫画•アニメ界隈を中心に生息しており、とはいうものの自分のペースなのでイベントの参加などは特にしていなかった。
紆余曲折を経て、邦ロック•歌い手•ゲーム実況などを最近の軸としていた私は、いつものようにYouTubeを巡回しておりそこで流れてきたのが
日プ女子のちゃんみなの「美人」のパフォーマンス。
2024年1月頃の話である。
自分でリリックを考えてステージを作っていたのが自分よりも遥かに歳下と知った時の衝撃は今でも忘れることができない。
そこからというもの、関連動画であれやこれやと出てくる日プ女子のYouTube。
たどり着いた最後の順位発表では、誰一人バックグラウンドや名前を把握していないにも関わらず、知らない間に号泣し、呼ばれた方に対して心の中でスタンディングオーベーションをするという自分の情緒不安定さが露呈してしまった。(当時は段階的に順位発表があることや、国民プロデューサーの投票などのシステムも理解していなかったため、見方によっては最後の順位発表が心苦しいものだったとは想像していなかった。)
本来であれば、広く浅くがモットーな私はYouTubeコンテンツを流し見して消化することがほとんどであり、仕事の忙しさに忙殺され心の病を抱えながら過ごす日々では、長編のコンテンツは負担に感じるほどだったので、Amazonプライムでは5分ほどのちいかわしか見れないような状態であった。(ちいかわは素晴らしい作品です。)
そんな私が欲に耐えきれずLeminoで過去配信を見たら最後。
次の話が気になり、速度制限の容量は半月も経たないうちに超え、通勤電車などの隙間時間でも視聴しては思わぬ展開に電車内で泣くという生活を送り始めた。
日プ女子をひとしきり見終わった後、デビューするまでの間少し時間があり、おすすめコンテンツに出てきた日プ1。
男性アイドルに全く興味がない私は、男の子なんだ、と躊躇いもあった。
覗いてみたものの当時の私は1話で断念してしまい、しばらく日プからは離れていた。
そんな中デビューが迫るME:Iのコンテンツが更新されていくと、またプデュを見たいという衝動に駆られてしまい
断念してしまった1には手を出せなかったのだが、シーズン2なら…と思い見始めた。
日プ女子で仲宗根先生と練習生の絡みも好きだった私は、シーズン2にも出ていると知り後押しとなったのかもしれない。
きっと、もうここから彼らの世界に魅せられていたのだ。
1話を開いてみると
コロナ禍に行われたと知り、最初別で評価があったのか人数が少ない…今でこそ外に出る機会が増えてきているものの当時開催することとなった時はかなりの気を遣っていたのだろうと推測された。
続々と出てくる男の子たちが、自分より歳下であることに若干の悲しさを感じつつも、グループ分けテストでは親のような気持ちで彼らの評価を見守った。
ここで、現代病と言うべきか否か、私は次の話に進む前に最後の順位発表の回を見たのだった。
最近の若い子達は映画などもネタバレを見た上で観にいくと聞く。タイパ、自分がその映画に割く時間で期待以上のものを得られるかという事らしいが(よく知らない)、私は単にこの日プ2の結果を知らずに見て途中で仮に「推し」が出来てしまった時、脱落してしまった際に自分に与える影響が強いと思い先に結果を知っておきたかったのだ。
ここで、再評価の感想を書こうと思ったのだが、日プ2の感想がとてつもなく膨大になりそうなのでまた改めたい…
どの場面でも言えるのは「夢を追う」という彼らの姿はどこまでも美しく、強く、輝いて見えたということだ。
木村柾哉の最後の言葉は、彼だから言える言葉だったのだと思う。
あのメンバーで”INI”としてデビューしたこと、周り回って見つけさせてくれたこと、心から感謝している。
この時点ですでに彼らに魅せられていた私は何の躊躇いもなくYouTubeを開いた。
まず、見たのは彼らのMV。
正直な話、当時キャッチーな邦ロックやボカロの楽曲などを耳にしていた私はあまり刺さるものがなかったのが事実である。(すみません…今ではどの曲も大好きです。)
そんな中出会ったのが「HERO」
尾崎匠海の歌い出しで「この曲、好きな曲だ」と直感で感じた。
後からWANIMAが楽曲提供していると聞いて、それは邦ロック界隈の自分が反応する訳だと妙に納得をしたのを覚えている。
まず、フェスに出ているという事実に驚いたが、それ以上に歌唱力•表現力に驚いた。
綺麗なハモリ
彼らの熱量
コロコロ変わる表情
私が想像していた「アイドル」という枠を悠に超えていた。
少し前まで未経験の子もいる中で、ここまでのものを作り上げているのは想像以上の練習をしているのだと感じた。
その後「MORE」が公開され、毎日リピートすることとなる。
パフォーマンスももちろん素晴らしいのだが、この楽曲に関しては高塚大夢が歌い出した瞬間、色がついたような感覚に陥った。
ワンフレーズで人の心を掴むことができるのは、INIの大きな強みだと思う。
(欲を言えば、FANFAREのような楽曲をもっと聴きたい…)
特に好きな上記2曲に関わらずメンバーの歌唱力は底知れず、ただ目を瞑り曲を聴けるのは一番心を落ち着かせられる時間なのだった。
一通りMVなど、楽曲を堪能した後はINIフォルダなるものを見始めた。
私は、
何というものに
手を出してしまったんだ…
面白さはもちろんメンバーの優しさが感じられるコンテンツ。
動画も丁寧で、初見にも分かりやすい色分けや構成で抵抗感もなく見ることが出来た。
今では毎週アップロードされることを楽しみに仕事や私生活を頑張っている。
ぜひ皆さんに見ていただきたい。
言わずと知れた名作、学力テストがお気に入り。
その後見始めたのが、Behind映像。
動画コンテンツで1番好きかもしれない。
メンバーがどうやってパフォーマンスなどを作り上げているのか
メンバー同士の普段の絡みがとてつもなく輝いて見えた。
彼らが頑張る姿を、もっと見ていたい。
ただその気持ちだけが膨らんだ。
情報を仕入れるためにTwitterを開設して、流れてくるツイートを見ると
彼らを応援しているたくさんの方がいた。
アイドル界隈は新規に厳しいというような話を聞いていたが、そんなこと全くなく、色々な情報発信や丁寧に教えてくれるMINIの皆さんがいて、きっと応援しているグループが”INI”だからファンの方も素敵なんだと感じた。
ドーム公演も成功したと情報は入っているが
真っ直ぐ進んでいるように見えて
裏では色々な葛藤があると思う。
ぶつかる事だって多いと思う。
それで良い、きっと彼らは自分たちで道を切り拓いて進んでいくと思う。
せめて、応援する側として
輝く世界を見せてくれる彼らが歩きやすいように
照らし出せるようになりたい。
近道できる、走り抜けることだってできたと思う。
ゆっくりでいい、遠回りでもいい。
振り返った時、歩いてきた道がわかった方が良いじゃないか。
自分たちの信じる道を進んで欲しい。
自分たちのやりたい事をやって、その道を信じていたい。
「幸せにする」「着いてきてね」
と
いつも前に立ってくれるが
休んだっていい。
止まったっていい。
寄り道してもいい。
まずは、自分たちが幸せになってほしい。
プデュ期間、葛藤してきている彼らを知っている、見ている。
そんな彼らだからこそ応援している。
誰かの道を、決められた道を、歩むだけじゃつまらない。
自分たちで作った道を信じて、
どうかこれからもずっと進んでいってほしい。
それが1番 輝いている世界 だと思う。
人生初めて入ったFC、ラジオなど色々な感想については今後時間が取れたらまとめたい。
彼らのこれからがずっと輝いている世界でありますように。
新規MINIの独り言でした。