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ダンジョンメーカー

完全に時間が溶けるやつだった。

ダンジョンメーカー

こう、罠とモンスターを配置して襲いくるボウケンシャーどもを返り討ちにするタワーディフェンス的なアレなんだが、とにかくサクサク進むので異常なまでに時間が溶ける。このミニマルさ、初めてBuriedbornesに触れた時と同じ衝撃である。見た目はかのゲームと異なりとてもファンシーだが、ここも間違いなくメキシコであった。プレイヤーは魔王とかいう割に相当脆いので、自分の目の前に来るまでに出来るだけボウケンシャーを削れるよう罠とモンスターを並べておくわけだ。これが意外と頑張ってくれる。なのでザコボウケンシャーと戦っていればまず死なないが、精鋭部隊と戦うといきなりボスボウケンシャーがマーク外す飛び込みでサッと目の前に現れて前衛のモンスターがただの飾りと化し、魔王はハートキャッチ(物理)されてしまう。さっきも完璧な布陣を敷いたはずなのにテイルゲートのようにすり抜けてきおった。なんなんだ。心臓が2つなかったら死んでたぞ。(そういう復活アイテムがある)しかし精鋭を倒した時のボーナスがあまりにも美味しいのでギリギリのラインで戦いを続ける我が魔王軍であった。

実際ビルドが固まってくるとザコボウケンシャーは前衛の時点で殺され、どうにかすり抜けて後衛まで来てもそこには魔王の側近たる精鋭が待ち構えているので、どうあがいても突破は困難になる。魔王は安全圏からペチペチ叩くだけで進撃出来るようになるのだ。サボテンに隠れながら進んでいたひ弱魔王がこんなにもたくましく…。ローグライクはたまにスパッといい布陣が固まるのが最高に気持ちいい。そしてそれが呆気なく潰される時の喪失感もまたいい。あっまた猫が膝に乗って来た。よしよしかわいいな。ほら見てごらん最後の一兵が罠を踏んで命を散らしているよ。愉快愉快。長毛の猫を膝に乗せてプレイすると没入感がやばいのでおすすめである。

それはそうと敵のボウケンシャーがなんの説明もなく全員女子で、こっちの魔物もワンランク上のやつらは名前の後ろに「少女」がついて女体化している。よくわかってるなこのメーカー。オーク少女とかイフリート少女とか身も蓋も無い名前、嫌いじゃないぜ。

それにしてもこういうゲームをやるたび、フジキドの単騎無双ぶりがやべぇなって思う。来た順に殺さないで。

#日記 #ゲーム #ダンジョンメーカー #猫 #njslyr #ローグライク


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