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キング・オブ・ポップ in エジプト
ひょっとしたら亡きエディ・ヴァン・ヘイレンと、今ごろ天国で今夜もビート・イットしているかもしれませんね。
そう、6月25日は、誰もが知る史上最高のエンタイテイナー、マイケル・ジャクソンの命日。
数々のヒット曲を世に送り出したマイケルですが、1991年のアルバム『デンジャラス』は、プロデューサーのテディ・ライリーと新たにタッグを組み、彼が持ち込んだ新たな音楽スタイル【ニュー・ジャック・スウィング】との融合を試みた画期的な作品でした。
GUNS 'N' ROSESのスラッシュ(g)が客演し、文化的価値観の違いを乗り越えようと歌う「ブラック・オア・ホワイト」や、世界平和を願う「ヒール・ザ・ワールド」など、時代を超えて語り継がれる名曲が収められ、人種問題が深刻化するこんな現代だからこそ、なおさら多くの人が再び耳を傾けるべき、切なるメッセージに満ちています。
さてそんな中でも、とりわけ異色の存在が「リメンバー・ザ・タイム」。
星の王子ことエディ・マーフィや、元ロサンゼルス・レイカーズで、ドリームチームの一員としても活躍したNBAプレイヤーのマジック・ジョンソンら、錚々たる面々が出演したこの曲のミュージックビデオは、なんと、まさかのエジプト仕様。
そう、まるで映画「インディ・ジョーンズ」や「ハムナプトラ」のようなエジプシャンな世界が繰り広げられているのです。
この手の込みよう。さすがは「キング・オブ・ポップ」(言いたいだけ)。
ファラオに扮したエディ・マーフィ、ちょっとハマりすぎてビビります。
マイケルも、のちにデヴィッド・ボウイの妻となる女優で実業家イマン・アブドゥルマジドとの濃厚なキスシーンで好演。
マイケルと言えば、やっぱり「スリラー」や「ビート・イット」なんかのイメージが強いと思うので、ひょっとしたらちょっと意外に思う方もおられるかもしれませんね。
さて、エジプトと言えば、エジプト神話を代表する2神が登場するイベントが始まりました(はい、今日も唐突にゲーム告知のお時間です)。
もしかしたらエディ・ファラオにもご加護があったかもしれない、ファラオの守護神「ホルス」と、スリラーのゾンビもビックリな、冥界の神「アヌビス」、どちらも人気にお応えしての再登場となります。