NEO SKY,NEO MAP!のCメロ〜落ちサビまでが大好きです
注意:この記事は、『NEO SKY,NEO MAP!』を聴いている状態でないと何のこっちゃ全く分からない記事です。
同曲をリピート再生で聴きながらご覧下さい。
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この曲大好きなんですよ...
歴代のラブライブ曲のOP,EDは全て良曲、ハズレがないと言って過言ではないほど傑作が揃っています。
今回取り上げる「NEO SKY,NEO MAP!」は、皆さんもご存知「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」のエンディングテーマです。
この曲も個人的に傑作だと思ってるんですが、細かい話をしだすと大変なので、タイトルにあるように「Cメロ〜落ちサビがすごいんだぜ」っていう話をしようと思います。
2番のあと
Cメロを語るには2番の終わりから話さないといけないんですが、ここに入ってくるクラップね。
これめちゃくちゃ良くないですか?
ギターソロみたいなのが入ってるところに、リズムを取るためのクラップ。
個人的にはここ裏拍で入ってるのがすごい好みというか、「ここからまた盛り上げてくぞ」みたいな意気込みというか、そういうのが感じられてめちゃくちゃいいんですよね。
ライブでみんなでサイリウムをクラップみたいに横に振るやつやん。
あと、バイオリンの「テン、テテテン」っていうリズム。
バイオリンがリズム隊になることって結構珍しい?(管弦楽の素養がない)と思うんですが、本当にこの曲はリズムが命(これが通しで1番言いたいところ)だなあと感じます。
そこからのバイオリンが流れるようにCメロへと至ります。
そうそう、リズム隊と言えば、まずバスドラム(ドンドン鳴る低音担当)が綺麗に刻んでくれるおかげでノれますよね。
こことさっきのクラップ、それにベースの関係でここの部分がリズムとして成り立ち、厚みを増していると言って間違いないと思います。
あと、めちゃくちゃ分かりづらいんですけど、スネアドラム(しゃりしゃり言うやつ)がここでロール(20世紀FOXの最初のところのトゥルルル〜ってやつ)してますよね。
これがたまらない。
こういうの地味に持ってこられると、鼻がムズムズするんですよ。
変態ですかね。
リズムが命のこの曲的にロールってめちゃくちゃ大事な要素だと思ってて、これ自体「別のリズムに繋がるトリガー」のような役割を果たしてるなあと思ったりするんです。
それがCメロにも繋がってくるんですが...
Cメロ
ここのリズム考えた人をね、僕は神と呼びたいのね。
何が言いたいかって、ここ「シンコペーション」になってるんですよ。
「今日の青い空(そら)は 昨日(きのう)と違(ちが)う」
強調したところが裏拍ですよね。
(裏拍って言うのは、1拍の真ん中に来る拍です。裏拍と表拍では半分ずれます)
え?分からない?
太字が読めない?
まぁまぁ、読んでりゃ太字が無くてもわかるようになるのでお付き合いください。
シンコペーションというのは簡単に言えば「表拍ではない拍の取り方をする」ことなんですけど、ここの場合、強調した裏拍と次の文字の表拍が繋がっていますよね。
これがシンコペーションです。
いつもと違う拍の取り方をし、メロディーを後ろの小節に食い込ませる形を取ることで、躍動感が生まれるんです。
この動画が分かりやすいかな。
1番最初のやつからシンコペーションです。
また、三連符を使ったシンコペーションも存在します。
太字がシンコペーションの要素になる裏拍と三連符です。
「明日(あした)の青(あお)い空(そら) 今日と違(ちが)う」
「君の目には 僕の目には...」
「ああ言葉にならない」
「こんな時(とーき)にも君がいれば」
「ほっとする」
「だから だから明日も 見(みー)上げよう」
「ここで君と」
どうでしょうか。
歌がまずリズムいいですよね。
そしてドラムなんですが、「今日と違う」までは表拍でドン、ドンといってます。
最後に「ドンドンドン」です。
歌がシンコペーションですね。
次の「君の目には」という三連符が入ったところからは立場が逆転して、ドラムが三連符の「ドン、ドドドドン、ドドドドン...」というシンコペーションを刻むようになります。
この逆転現象が飽きないですよね。
気持ちいいというか。
まじで気持ちいい。
あと「君の目」以降はトランペット入ってますよね。
ここも好き。
最後に「見上げよう」からのバイオリン!
よく聴いて見てください。
めちゃくちゃ泣けませんかここの旋律。
三連符なんですけど、アルペジオみたいです。
聴かないと分からないと思います。
言葉で説明できない。
間奏
さっきのアルペジオのバイオリンが主旋律になります。
あとさっきのトランペットが裏で鳴ってます。
聴いてみてください。
そんで途中からピアノ入れてくる〜!!!!!!
泣かすなや...
落ちサビ
落ちサビの割に音数が多いのがいいですよね。
最初に「ドーン」と入るのが壮大。
トランペットが「パーン」って鳴ってるのも聴いてくれ!
あとバイオリンにベース。
ここのベースの動きいいよね(とりあえずベースに触れておけば玄人感出る)。
バイオリンはさっきの「泣けるアルペジオ」をメインで持ってきて欲しかったなあ、あれがあればもうね。
あ、ステレオなら右でトランペット、左でバイオリン入ってます。
あと「ヘイ!」の合いの手、ここはライブで叫びたいやつ。
コロナ早く収まってくれ!!!!!
終わりに
どうでしたか?
いや、どうでしたかと言っても、ここ好きポイントはそれぞれ異なるので何とも言えないんですが、僕は特にCメロがいい。
ここを伝えたくて記事にしたまである。
それぞれ「ここいいなあ!」というポイントがあれば、話す時にも楽しいですよね。
音楽の三要素は「リズム、メロディ、ハーモニー」ですが、この曲に関してはとにかくリズムが命。
サビに続く山場はCメロじゃないかと思います。
こういうシンコペーションに弱いんだ。
トランペットをかつて吹いていた人間としては、ぜひ参加したい楽曲でもあります。
スコア(楽譜)配布しないのかな〜!!
(採譜は流石にできないので...)
あと、これはまじで生バンドで聴きたい。
やってくれないかなあ。
そんなところです。
ライブとかではぜひ「シンコペーション」に注意して聴いていただくと、より感動が味わえるんじゃないかなと。
だってこの曲のタイトルが「NEO SKY,NEO MAP!」ですよ。
新しい場所へ行きましょうという曲です。
躍動的でないわけないじゃないですか!
小高光太郎、UiNA両氏を祀る神社を建立したい。
小高光太郎神社とUiNA神社ね。
以上です。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
さよなら、さよなら、さよなら。
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