インフラ巡礼 in 福岡県 福岡市リバーフロントNEXTエリアをぶらっと周遊 川辺・公園の利活用によるにぎわいのあるまちづくり
きらきらきらきら~!きらきらきらきら~!
・・・きらちゃん?自己PRが強くない?
福岡市の那珂川(なかがわ)沿いを歩いてきたんだ!
川も川沿いを行き交う人々の笑顔も輝いていたよ!
イルミネーションの時期に行ったから、ネオンの夜景もさらにきらきらしてた!
福岡市では、都心部の回遊性向上を図るために、
那珂川沿いの須崎公園から清流公園までのエリアで、
川に向かって開かれた、水辺を活かしたまちづくり
「リバーフロントNEXT」を推進しているんだって!
福岡市の那珂川沿いを歩いてみようか。
天神ビッグバンの東のゲート、憩いの「水上公園」
まずはマップ真ん中の「水上公園(すいじょうこうえん)」に行ってみよう。
天神ビッグバン!?!?
下図のマップが天神ビッグバンの対象エリアだよ。
天神ビッグバンは、ビルを航空法の高さ制限の緩和などにより、
地震に強い先進的なビルに建て替えて、都心部の機能を高めることで、
市民や企業から選ばれるまちづくりを目指しているんだって!
天神駅から東側に進んだところに、水上公園があるよ。
水上公園は、まちゆく人が安らぎや潤い・にぎわいを感じられる
公共空間を創出するために、再整備の機会を捉えて、
当時は珍しかった民間活力を導入したんだ。
整備前は、噴水に向かって少し下った形状で、
利用しづらい公園だったんだ。
再整備後は、公園と建物が川に突き出しているようで印象的だね。
文字通り、船をモチーフにした建物「 SHIP'S GARDEN」は、
川や公園と一体感を感じられる「水上の丘」をイメージしているんだって。
建物内には、豪州発祥のパンケーキハウスや、
九州の食材を使った広東料理のレストランがあったよ!
建物の屋根の上にも行けるみたいだよ。行ってみよう!
限られた敷地の中で空間を有効に活用するために、
建物の屋根上部分は公園全体と一体的に活用できるようになっているよ。
私、飛んでるわ!
飛んでないよ。
ここに立つと、舟を漕ぎ出すような、空を飛ぶような気持ちになるよ。
(How romantic!のステッカーを見つけて)なるほど。
思い思いに公園を楽しんでほしいという気持ちが伝わってくるね。
「天神にはまちなかで気軽に座って休めるところが少ない」
という住民の声もあったみたいだよ。
今はロングベンチに、階段ベンチ、座れるところがたくさんあって、
いつでも寄りたくなる、まさに憩いの場所だね。
夜もライトアップできらきらしていて、癒やされたよ!
Park-PFI制度を活用した、にぎわいの「県営天神中央公園」
次は、水上公園の向かいにある「天神中央公園」に行こう!
サンタがいっぱい!(※)
(※)2023/11/06~12/25の期間、博多・天神地区において「クリスマスアドベント (christmas-advent.jp)」が開催され、天神中央公園では「KBC 70th Anniversary FESTA de SANTA」が開催された。
天神中央公園は、旧福岡県庁跡地に、
芝生広場や国指定重要文化財「貴賓館」などを有する
福岡県営の都市公園として、平成元年3月に誕生したよ。
福岡(天神地区)と博多を結ぶ絶好の立地で、
多くの方が通行していたのだけれど、滞在時間が非常に短く、
公園が観光に寄与できていないのが課題になっていたんだって。
でも素敵な飲食店があって、ベンチに座っている人も多くて、
にぎわっているよ?
そう!Park-PFI制度を活用して、
飲食を楽しむことができるにぎわいのある空間を創出したんだ!
民間事業者が公園に飲食店等の施設を設置して、施設と公園を管理するよ。施設から得られる収益を公園整備に還元しているんだね。
民間事業者にとっては収益を生むチャンスがあって、訪れる人にとっては
民間事業者の工夫が活かされたサービスを受けることができるんだ!
天神中央公園では、令和5年7月20日から、
橋上や対岸からの視点も考慮して、
公園内の高木や護岸のライトアップを強化したんだって。
常に進化しているんだ!ますます天神中央公園に行きたくなる!
イベントで盛り上がる「春吉橋迂回路橋上広場・清流公園」
これから整備予定の広場・公園もあるよ。川沿いを歩いて、
春吉橋(はるよしばし)迂回路橋上広場・清流公園に行ってみよう。
ラーメン、おでん、餃子、串揚げ・・・ぐおおおお(お腹の音)
清流公園は夜にたくさんの屋台が並ぶんだよね。(毎日行きたい)
ぐおおおお・・・すごく広い橋があるよ!
架橋後60年以上が経過し老朽化した旧春吉橋は、耐震性や治水安全度、
歩行者の快適性等の向上ために、架替事業が行われたよ。
橋の架替に併せて、河道拡幅等の河川改修を行うことで
流下能力も向上したんだ。
さらに工事中に使用した春吉橋の迂回路橋を福岡市の費用負担により、
永久橋として残すことで、清流公園の一部(広場)として
一体的に利活用することにしたんだよ。
(橋の架替では、仮設の迂回路橋を設置して、
旧橋の架替後に撤去することが多いんだ)
令和5年4月からイベント会場として活用されていて、令和7年春からは、Park-PFI制度を活用して、段階的にオープンされる予定だよ。
那珂川沿いの川辺・公園を官民連携で利活用することで、
憩いとにぎわいのある街づくりをしているんだね!
これからますます魅力を増していく
福岡市リバーフロントNEXTエリアをぜひ訪れてみてください!